(引用:Board Game Geek)
ゲーム名 | ジェンティス (Gentes) |
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ゲームデザイナー | Stefan Risthaus |
人数 | 2~4人 |
時間 | 75~120分 |
年齢 | 12歳~ |
メーカー | Spielworxx (2017) |
3世代に渡って文明を発展させるゲーム!
『ジェンティス』は、3世代にわたって行う文明構築ゲームです。
「Gentes」という言葉は部族・国家を意味するラテン語「Gens」の複数形です。プレイヤーは、モニュメントを建設し、地中海の新しい都市を建築することで文明を発展させます。
ゲームデザイナーは、 Stefan Risthaus氏。代表作に『アークライト(Arkwright)』や『サントドミンゴ( Santo Domingo)』などがあります。
勝利条件
ゲーム終了時、最も得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。
終了条件
全6ラウンドが終了すると、ゲームが終了します。
ゲームの準備
ゲームボードを広げ、対応するタイルとカードを並べます。
個人ボード等を各プレイヤーに配ります。個人ボードは、上段のアクションタイル置き場と下段の労働者レベルの2つで構成されています。
各アクションを行うと、その際に行ったアクションタイルが個人ボード上段に配置されます。一方、下段は労働者を教育すると木駒を移動することでレベルを上げることができます。
下段の左右端は、「4.都市の建設」で獲得したキューブを配置する場所です。
- 左端:労働者レベルを2レベル上下することができます。
- 右端:「2.建造物の建築」時、労働者として使用することができます。
手番でやること
手番は、スタートプレイヤーから時計回りに1つのアクションを行います。個人ボードの上段にタイルが埋まると、そのラウンドでの手番は終了となります。
プレイヤーが手番で行えるアクションは、5種類です。
- 建造物カードの購入
- 建造物の建築
- 労働者の教育
- 都市の建設
- お金の獲得
どのアクションも左上の「お金」を支払い、「アクションタイル」を獲得します。その際に「アクションタイル」と「砂時計タイル」を獲得します。獲得したタイルは、個人ボードの上段に配置します。
砂時計タイル
アクションに必要な砂時計が「2」以上のとき、プレイヤーは「1砂時計タイル」を2枚獲得するか「2砂時計タイル」を1枚獲得するかを選ぶことができます。
ラウンド終了時、「1砂時計タイル」はなくなり、「2砂時計タイル」は「1砂時計タイル」になります。
今回のラウンドで多くアクションするのか、次回のラウンドで多くアクションをするのかが選べるようになっています。
1.建造物カードの購入
場にある建造物カードを獲得します。建造物カードは、2ラウンド毎に新しいカードに切り替わります。世代が進むと、獲得できる得点も大きくなります。
また、建造物カードは、「2.建造物の建築」を行うことで初めて効果を発揮します。
2.建造物の建築
「1.建造物カードの購入」で獲得した建造物カードを出すことで得点やボーナスを獲得します。
建造物カードの左下には建築するための労働者のスキルレベルが書かれています。右下には建築することによって得られる得点やボーナスが書かれています。
3.労働者の教育
労働者を教育することで、選択した労働者のスキルレベルを1つ上げます。
4.都市の建設
ゲームボードのマップ上に都市を建設します。
エリアは基本的に3種類あり、同じ色の土地に都市を建設する度に都市マスに書かれているボーナスを得ることができます。
また、ラウンド終了時にも都市のあるエリア毎にボーナスを1つずつ獲得することができます。
ボーナスは「お金」「キューブ」「勝利点」の3種類があり、キューブに関しては、エリアに書かれているマークに応じて変わります。
5.お金の獲得
「4金」もしくは「8金」を獲得します。
これを個人ボードのアクションタイルスペースが埋まるまで繰り返します。
ラウンドの終了
アクションタイルと1砂時計タイルを戻し、次のラウンドを開始します。
この時、建造物や都市によるボーナスを獲得します。
実際に遊んでみて
アクションタイルを配置する際の砂時計マネジメントと建造物を見越しての労働者レベル調整を考えるのが楽しかったです。
主な得点源となる建造物の建築を行わないといけないが、アクションを行うための資金繰りや労働者レベルの調整が都市の建設などを行わないとままなりません。主な4つのアクション(お金以外)は、どれもきちんと行う必要があります。
そのため、アクションタイルも他プレイヤーと取り合いになるため、何を優先するかの順位づけも重要になってきます。
紹介文では割愛してしまいましたが、「労働者レベル」「都市の建築」「建造物の建築」の3種類には達成ボーナスも用意されています。6ラウンド目終了時に達成できるかるできないか絶妙なラインに設定されているのが非常に憎かったです!
おわりに
今回は、3世代に渡って文明を築くゲーム『ジェンティス (Gentes)』をご紹介しました。
個人ボードの取り回しが新しくて新鮮でした。そして、繰り返し遊びたくなるやつでした!!そいではまた〜