ゲーム名 | ギリギリカレー |
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ゲームデザイナー | 大塚健吾 |
人数 | 2~5人 |
時間 | 15~20分 |
年齢 | 8歳~ |
メーカー | JELLY JELLY GAMES (2017) |
鍋にギリギリまで具材を入れて美味しいカレーを完成させるゲーム!
『ギリギリカレー』は、鍋にギリギリまで具材を入れて美味しいカレーを完成させるゲームです。
ゲームデザイナーは『理想の納豆』デザイナーの大塚健吾氏です。カードを出すかカードの並んだ列を引き取るかというベースシステムは本作でも引き継がれています。
本作は下北沢カレーフェスティバルとコラボレーションをしており、プレイヤーマーカーにマスコットキャラクターのカレーマンが登場しています。
勝利条件
ゲーム終了時、最も得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。
終了条件
全てのプレイヤーが、鍋を引き取るとゲームが終了します。
ゲームの準備
場の中央にプレイヤー人数分のレシピカードとカレーリミットカードを配置します。
各列は、2種類のカードが1枚ずつ置かれています。ゲーム開始時に各プレイヤーは、レシピカードとカレーリミットカードをそれぞれ1枚だけ確認することができます。
レシピカード
レシピカードには、どんなカレーを作るかが書かれています。カレーリミットの上限を上げたり、鍋に投入する具材のリミット値を「0」にしたりする効果が書かれています。
カレーリミットカード
鍋に投入することのできる上限値が書かれています。各具材カードの右上にはリミット値が書かれています。
鍋に投入された具材のリミット値の合計がカレーリミットを超えてしまうと、それはカレーではない何かになってしまいゲームに負けてしまいます。
具材カード
具材カードは、「肉」「魚介」「野菜」「隠し味」の全部で4種類。「隠し味」の中には、納豆や愛情なんかがあったりします。カード下に書かれたフレーバーテキストでも楽しめます。
カードの左上には、カレーが完成したときに得点となるテイスト値、右上にはリミット値が書かれています。
手番でやること
手番ではスタートプレイヤーから順に、以下の2つのうち1つを行います。
- 手札からカードを1枚出す
- カードの並んだ列を引き取る
これを全てのプレイヤーが、「2.カードの並んだ列を引き取る」を選択するまで続けます。
1.手札からカードを1枚出す
プレイヤーは、手札からカードを1枚を選んで、場の鍋の列のいずれかに出します。
その後山札からカードを1枚手札に補充し、手札が3枚になるようにします。
2.カードの並んだ列を引き取る
「1.手札からカードを1枚出す」を繰り返すと、場にカードが並んでいきます。これがベストのカレーだ!と思った時点で、1つの列を選んでカードを引き取ります。
ただし一度列を引き取ってしまうと、手番はまわってきません。他の全てのプレイヤーが同様に列を選んでカードを引き取るのを待つことになります。
得点計算
全プレイヤーが「2.カードの並んだ列を引き取る」を選択したあと、レシピカードとカレーリミットカードを表向きにして具材のリミット値の合計がカレーリミット値を超えていないかを確認します。
超えていなかった場合は、具材カードの左上に書かれたテイスト値を合計します。この合計値が最も高いプレイヤーがゲームに勝利します。
実際に遊んでみて
どこまで具材カードを入れれるのかの見極めが楽しいゲームでした。
最初に見る「レシピカード」と「鍋リミットカード」が鍵を握るわけですが、高得点を狙うには「レシピカード」が非常に重要です。特に特定の具材のリミット値を「0」にできるカードなんかは強力です。
また、レシピカードは何種類か存在するため、そのレシピカードを選んだプレイヤーが何の具材を入れているかを見極めて邪魔していくのも面白いです。
初回のプレイでは、結構早めに引き取ってしまったのですか明らかにバーストしてそうなカレーを作って、それを後から確認した方がより楽しそうだなと思いました。
おわりに
今回は、美味しいカレーを作るカードゲーム『ギリギリカレー』をご紹介しました。
テーマが非常にわかりやすく、どんな人とでもカジュアルに遊べる良いゲームでした。あまりゲームをしないひとと最初のゲームに良いかも。そいではまた〜