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【ゲーム紹介】ゾックンロール(Zock’n’Roll)

パッケージ|ゾックンロール(Zock'n'Roll)

ゲーム名ゾックンロール (Zock ‘n’ Roll)
デザイナーJörg von Rüden
プレイ人数3~6人
対象年齢8歳~
プレイ時間30分

『ゾックンロール』ってこんなゲーム

『ゾックンロール』ダイスの出目を使って役をつくるギャンブルゲームです。ルールは、「テキサスホールデムポーカー」のルールに似ています。

ゾックンロール

個人用ダイス3個と共用ダイス5個を駆使して6つの出目で構成される役をつくります。高得点な役を多くつくり、ゲームに勝利することを目指します。

『ゾックンロール』のルール/遊び方

各プレイヤーは、個人用ダイス3つを振り、出目を確認します。ダイスは黒い筒状のダイスカップの中で振り、自分だけが確認できるようになっています。

プレイイメージ|ゾックンロール(Zock'n'Roll)

その後、親となるプレイヤーが3つの共通ダイス(白ダイス)を振り、全員が見えるように公開。各プレイヤーは、それらを確認後、手番を行います。

手番でやること

手番は、最大3ラウンドで行われ、ラウンド毎に使用する共通ダイスの個数が異なります。手番は、各ラウンドで親が共通ダイスを振ったあとに行います。

  • 1ラウンド目:3個
  • 2ラウンド目:4個(追加でダイス1個振り、1ラウンド目のダイスに追加する)
  • 3ラウンド目:5個(追加でダイス1個振り、2ラウンド目のダイスに追加する)

【1・2ラウンド目】

親から順に以下の2つのいずれかを選択します。

  1. このラウンドで降りる
    ダイスカップをオープンし、完成している役をボードにマークします。
  2. 次のラウンドに進む

    次のラウンドで勝負します。このとき、ダイスカップはオープンしません。
    全プレイヤーが2つのいずれかを選択後、次のラウンドに進みます。

【3ラウンド目】

3ラウンド目まで残っているプレイヤーのダイスカップを一斉にオープン。その後、プレイヤー毎に完成した役の強さを比べます。

最も強い役を作ったプレイヤーのみ、ボードにマークをすることができ、負けたプレイヤーは、ボードに何もマークすることができません。

『ゾックンロール』の役

ゲームには、表面と裏面で異なる役が用意されています。

image

表面

Kniffel同じ出目5つ
Viererpasch同じ出目4つ
Große Straße連続する出目5つ
Full-House同じ出目3つ+同じ出目2つ
Zwei Paare同じ出目2つ×2
Paar同じ出目2つ

裏面

Royal Rasch同じ出目6つ
Kniffel同じ出目5つ
Highway連続する出目6つ
Zwei Dreier同じ出目3つ+同じ出目3つ
Viererpasch同じ出目4つ
Große Straße連続する出目5つ
Deri Paare同じ出目2つ×3
Full-House同じ出目3つ+同じ出目2つ
Derierpasch同じ出目3つ
Kleine Straße連続する出目4つ
Zwei Paare同じ出目2つ×2

『ゾックンロール』の勝利条件と終了条件

勝利条件

ボードにチェックした役毎に点数を合計し、総得点を算出します。最も得点の高いプレイヤーが勝者となります。

終了条件

いずれかのプレイヤーが、同じ役もしくは条件を6つ達成したときにゲームが終了します。下の図で “1. Runde ausgestiegen”の列に6つ☒がはいっているので、終了条件を満たしています。

zocknroll

『ゾックンロール』のレビュー

ルールが非常にわかりやすく、楽しいパーティー向けなギャンブルゲームとなっています。ラウンド毎に、もっと上の役を目指せるか相手より高い得点を目指せるかの見極め面白いと思いました。

今回は、2人でプレイしました。2人でプレイする場合は、NPCのプレイヤーが追加されます。NPCは、常に3ラウンド目まで残るというになっています。

そのため、どちらかが3ラウンド目まで残らないと、NPCプレイヤーが得点を稼いでしまうため、どちらが残るかのにらみ合いになりました。結果、NPCに負けてしまいました。4人以上で、どのようなにらみ合いになるのかがとても気になっているゲームです。

最後にオフィシャルサイトのプレイムービーになります。