ゲーム名 | ブリックス (Brix) |
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デザイナー | シャルル・シュヴァリエ(Charles Chevallier) ティエリ・ドヌアール(Thierry Denoual) |
人数 | 2人 |
時間 | 10分 |
年齢 | 7歳~ |
メーカー | Blue Orange Games |
進化系!形と色の四目並べ!!
『ブリックス』は、○・×がブルー・オレンジで表されたブロックを壁状に並べるアブストラクトゲームです。(注:「アブストラクトゲーム」具体的なテーマや運要素が全く存在しないゲームのこと)
本作は、ドイツメンサゲーム賞2019の2人用ゲーム部門にノミネートされた作品となっています。
参考
ボードゲームニュース (2018/04/16~04/22) | JELLY JELLY CAFE
ゲームデザイナーは、シャルル・シュヴァリエ氏とティエリ・ドヌアール氏のコンビ。シャルル・シュヴァリエ氏の代表作には『アビス』『神奈川沖波裏』など、ティエリ・ドヌアール氏の代表作には『ゴブレット』があります。
勝利条件
先に同じマークを縦/横/斜めに4つ揃えたプレイヤーがゲームに勝利します。
終了条件
いずれかのプレイヤーが勝利条件を満たすとゲームが終了します。
ゲームの準備
準備は特になし。ゲームで使うブロックはこんな感じになっており、「ブルー○&オレンジ×」もしくはみブルー×&オレンジ○」の組み合わせのどちらかを選びます。
お気づきだろうか?このゲームの出版社はブルー・オレンジゲームズなので、カラーリングがブルー&オレンジなのだ!(たぶん)
選べる3つのルール!
勝利条件となるルールは以下の3つのうちから選べることができ、相手の熟練具合に応じて選択すると良いでしょう。
- ○ vs ×:「○」もしくは「×」を4つ揃える
- ブルーvsオレンジ:「ブルー」もしくは「オレンジ」を4つ揃える
- 形 vs 色:「○/×」もしくは「ブルー/オレンジ」を4つ揃える
手番でやること
手番では、壁状になるようにブロックを1個並べる。それだけです。
並べる際のルールとしては、積み重ねる場合には○×の面が繋がること、下のブロックの上にきちんと乗ること、横に置ける面の数は最大8面の3点です。
この条件を満たすようにブロックを積んでいき、先に勝利条件を満たしたプレイヤーがゲームに勝利します。
実際に遊んでみて
自分の手番を行う際、自分の一手を打つと共に相手のための一手を打つ必要があるという点が非常に面白いゲームでした。
特に形vs色のルールが大変面白く、2パターンあるブロック柄の選び方に意味が出てきます。そして確認する箇所が倍になるため、見落としがないかの確認を入念に実施する必要があります。
ゲーマー同士の対戦ではこちらのルールで遊ぶことをおすすめします。もちろん色同士、形同士のルールも面白く普段ゲームをやらない方でもとっつきやすいルールとなっているかと思います。
上の写真は、色 vs 形で対戦したときの結果となっています。×が斜めに4つ並んでいますね。これで勝ちという感じです。
おわりに
今回は新感覚4目並べ『ブリックス』をご紹介しました。
遊んでいくうちに積み上がって高さが出るゲームになっているので、写真映えも狙えちゃいます!4目並べ系のゲームがお好きな方は遊んでみてはいかがでしょう。