ゲーム名 | 銀杏都市:ギンコポリス (Ginkgopolis) |
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デザイナー | ジョルジュ・ザビエル(Xavier Georges) |
人数 | 1~5人 |
時間 | 45分 |
年齢 | 13歳~ |
メーカー | Pearl Games / Z-MAN Games |
銀杏都市:ギンコポリスは、2212年の未来で都市開発をするゲーム!
『銀杏都市:ギンコポリス』は、2212年の都市開発に携わる専門チームして都市計画を推し進めるゲームです。
場の中央にタイルを配置。3色のエリアを拡張しながら陣取りをするゲームとなっています。
ゲームデザイナーは、ジョルジュ・ザビエル氏。代表作に『トロワ』などがあります。
『銀杏都市:ギンコポリス』が新版の日本語版は、2021年11月発売予定!!
長らく絶版だった「ギンコポリス」がPerl Gamesから新版として2021年に再版されました。さらに、日本語版の発売がPerl GamesのInstagramで発表されています。発売予定は、2021年11月予定となっています。
Perl Gamesのゲームが好きな方は絶対に持っておくべきな1作です。
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銀杏都市:ギンコポリスの【ゲーム準備】
場の中央に、9枚のタイルと周辺に12枚のアルファベットタイルを配置します。中央の9枚のタイルは、プレイヤーがこれから建築をする都市。周囲の12枚のタイルが今後の都市の建設予定地となっています。
各プレイヤーに初期資源と3枚のカードを配ります。獲得した資源はついたての裏側に配置します。
各プレイヤーに配られる初期カードは3枚。このカードは、手番のアクションによって発動することで得られるボーナスとなります。
銀杏都市:ギンコポリスの【ルール】
手番では、4枚の手札カードから1枚選び「1.カードを捨てる」「2.アルファベットカードを使う」「3.数字カードを使う」のいずれか1つを行います。これを全プレイヤー同時に行います。
また、手札カードはアルファベットカードと数字カードの2種類があります。
1.カードを捨てる
アルファベットカード
タイルもしくは木駒を獲得します。
数字カード
数字カードに書かれた資源を場の数字のタイルの上にある木駒の数分だけ受け取ります。
カードとタイルは全3色あり、それぞれ以下の通り。
- 青:タイル
- 赤:木駒
- 黄:勝利点
2.アルファベットカードを使う
一致するアルファベットタイルのある場所に、手元からタイルと木駒1個を配置します。アルファベットの書かれたタイルは都市の外側にあるので、都市のエリアを拡張することになります。
3.数字カードを使う
一致する数字タイルの上に、手元からタイルを重ねて配置します。階層に応じて木駒を置く必要があります。(2階層なら2個、3階層なら3個)
このとき、既にあるタイルと色が異なる場合には追加で木駒を1個。数字が小さくなる場合には差分の勝利点を支払う必要があります。
ボーナスアクション
2.と3.で使ったカードは自分のカードになり、3種類のアクションに連動してボーナスを獲得することができます。
例えば上の写真の場合は、「2.アルファベットカードを使う」を選択すると追加でタイル1枚と1勝利点を獲得します。
カードのドラフト
手元に残った3枚のカードは左隣のプレイヤーに渡し、新しいカードを右隣のプレイヤーから受け取り、新たに1枚カードを山札から引きます。
これをいずれかのプレイヤーがゲーム終了条件を満たすまで繰り返します。
山札がなくなった時の処理
新たに建築されたエリアのカードを山札に補充します。そのため新しく建築されたタイルの上には灰色の円柱駒が置かれこの山札補充後に新たにその上にタイルを配置することができるようになります。
つまり、手札に回ってくるカードはアルファベットカード12枚(これは枚数かわらず)と最上位層のタイルを示す数字カードになっているのです。
銀杏都市:ギンコポリスの【得点計算】
ゲーム終了後に以下の得点を合計し、最も得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。
- 今までに獲得した勝利点
- 獲得したカードのボーナス勝利点
- 未使用のニューハンドトークンの枚数:2勝利点/枚(※ニューハンドトークンを使うと、手札を全捨てしてリフレッシュすることができます)
- 都市エリアごとの得点(別途以下の通り)
都市エリアごとの得点
中央に配置された都市で2枚以上のタイルが配置されている箇所で決算を行います。配置された木駒の数を数え順位に応じて勝利点を獲得します。
1位
エリアの全ての木駒の数分の勝利点
2位
エリアの自分の木駒の数分の勝利点
銀杏都市:ギンコポリスの【レビュー】
エリアマジョリティ争いが熾烈なタイル配置ゲームでした。
プレイ感を聞いてもいまいちピンとこなかったものの、各エリア毎のマジョリティー争いはそれぞれの思惑が絡み合って非常に面白いです。エリアの色を塗り替えてつなげることもできますし、それを逆に分断することもできます。
しかし、それを不自由なく行うにはタイルの引きや十分なリソースが必要になります。そして、十分なりソースの獲得にはボーナス資源の獲得が必要不可欠になるわけでこのアクションを偏らせる準備を前半に整えておくことなども必要です。
プレイした限りでは、はやり選択と集中は必要となるためきちんと筋道を立てて戦略的に都市建設をする必要がある点が面白かったです。
ゲーム終了時の写真はこのようになっており、色鮮やかな都市が完成します。
銀杏都市:ギンコポリスの【まとめ】
今回はエリアマジョリティ、カードドラフト、タイル配置と様々な要素が絡み合った都市建設ゲーム『銀杏都市:ギンコポリス』をご紹介しました。
カードのコンボなどは、同Perl Gamesから出ている『デウス』などにも通じるところを感じさせるゲームでした。『トロワ』や『デウス』が好きな方はマストプレイなゲームでした。
銀杏都市:ギンコポリスの【ゲーム情報】
ゲーム名 | 銀杏都市:ギンコポリス (Ginkgopolis) |
---|---|
デザイナー | ジョルジュ・ザビエル(Xavier Georges) |
人数 | 1~5人 |
時間 | 45分 |
年齢 | 13歳~ |
メーカー | Pearl Games / Z-MAN Games |