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ゲーム紹介『ディヴィナーレ:倫敦の霊媒師 (Divinare)』

ディヴィナーレ:倫敦の霊媒師 (Divinare):ボックスアート

ゲーム名ディヴィナーレ:倫敦の霊媒師 (Divinare)
メーカーAsmodee
ゲームデザイナーBrett J. Gilbert
人数2~4人
時間30分
年齢13歳~

4種の占いを通して占い師ナンバー1を決めるゲーム!

ディヴィナーレ:イメージ

『ディヴィナーレ:倫敦の霊媒師』は、4種類の占いを通して誰の占いの精度が高いかを競い合うカードゲームです。

4種類の占いに対応したカードを手番で出し、各カードが何枚場に出てくるかを予想します。

ゲームデザイナーは、『エリジウム』や『コスタリカ』をデザインしたBrett J. Gilbert氏です。

勝利条件

ゲーム終了時、最も得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。

終了条件

プレイ人数分のラウンドを行うと、ゲームが終了します。

ゲームの準備

ディヴィナーレ:ゲームの準備

場の中央に占いボードと各プレイヤーの占いグッズを配置します。占いボードは、「手相占い」「水晶玉占い」「紅茶占い」「星占い」の4種類です。

手番でやること

ディヴィナーレ:手番でやること

手札は8枚づつ(3人プレイ時)各プレイヤーに配り、残りの12枚のカードはラウンドで使用しません。

手番では「1.カードを出す」と「2.占いをする」の2つを行います。手番を行うと左隣のプレイヤーに移ります。

1.カードを出す

ディヴィナーレ:カードを出す

手番では、手札からカードを1枚場に出し、占い方法に応じた場所に配置します。

カードは全4種類あり、各カードの枚数はカード上に書かれています。

2.占い予想

ディヴィナーレ:占い予想

「1.カードを出す」を行った占いボードにある自分の占いグッズを動かすことで、その占いボードにラウンド終了時に何枚のカードが出されるかを予想します。

その際、必ず占いグッズを動かす必要があります。

カードを渡す

ディヴィナーレ:カードを渡す

ラウンドの途中手札が所定の枚数になったら、自分の手札を右隣のプレイヤーに渡します。

渡す回数は、プレイ人数によって決まります。3人プレイの場合は、手札枚数が「4枚」と「2枚」のタイミングで行います。

ラウンドの終了と得点計算

ラウンドは、手札が全てなくなると終了します。

得点計算

ディヴィナーレ:得点計算

占い結果を4つの占い方法ごとに確認します。

的中した場合「3点」、前後賞「1点」、はずれ「-1点」となります。上の写真では、カードが6枚あるので「6」の位置に自分の占いグッズを乗せたプレイヤーが「3点」を獲得します。

これを3ラウンド(3人プレイ時)行い、ゲーム終了時に最も多くの得点を持っているプレイヤーがゲームに勝利します。

実際に遊んでみて

雰囲気とコンポーネントがいいですね。ゲームのシステム的には本当に単純で、あまりゲームをしない人にも理解してもらいやすいゲームだと思います。

このゲームは、トランプカードのサイズ占いグッズは木駒とかにすることで作れると思います。しかし、テーマを中心にカードはタロットサイズ、占いグッズはそれぞれのキャラクターの個性を出したものとなっている所に良さがあると思います。味気ないコンポーネントだったら、全然違ったプレイ感な気がしました。

ディヴィナーレ:倫敦の霊媒師:得点チップ
▲得点チップもしゃれおつ

ゲームプレイングに関しては、いい線を予想することも必要ですが、手札を右隣の人に渡す際に何を残すかを考えるゲームかなと思いました。というのも、一度下のプレイヤーに渡したものが戻ってくることはないので、自分の予想ラインまでいかに近づける仕事をしてもらうかということになるかと。

回ってきたカードは予想と乖離してないかを確認しつつ、占いグッズの位置修正が必要ならばカードを出して微調整。不要ならば、次のプレイヤーにカードを回すという感じでしょうか。

場にある各カード枚数の総数を予想して精度を上げて的中した時の気持ち良さは気持ち良さがあります。

おわりに

今回は、占い4種競技ゲーム(?)『ディヴィナーレ』をご紹介しました。

カードドラフティングとカードの読みが楽しめるゲームじゃないかなと思います。そういうのお好きなら遊んでみてはいかがでしょう。