ゲーム名 | 覇王龍城 (Dragon Castle) |
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デザイナー | ヒラルマ・ハク(Hjalmar Hach) ルカ・リッシ(Luca Ricci) ロレンツォ・シルバ(Lorenzo Silva) |
人数 | 2~4人 |
時間 | 45分 |
年齢 | 8歳~ |
メーカー | ホビージャパン、Horrible Games |
建材を使って自分の龍城を完成させる牌ゲーム!
『覇王龍城』は、崩れゆく龍城の建材を使って自分の龍城を完成させて覇王となることを目指す牌ゲームです。
プレイヤーは、場の中心にある牌を取って自分のボードに配置。ある程度同じ色の肺がそろったら築城(牌を裏返す)し、屋根をつけます。
勝利条件
ゲーム終了時、最も得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。
終了条件
ゲームボードの中央にある牌が一段目のみになり、ゲームボード上の勝利点チップがなくなるとゲームが終了します。
ゲームの準備
まず最初に牌をボード上に並べます。1~3段に牌を積み上げます。見た目は麻雀牌を使ったゲーム「上海」に非常に近いです。
各プレイヤーには、個人ボードと屋根を1つ配ります。
手番でやること
手番でできることは、以下の3つのうち1つ。
- 牌を2つを獲得する(同じマークである必要あり)
- 牌を1つと屋根1つを獲得する
- 牌を1つ廃棄し、1勝利点を獲得する
獲得した牌は、個人ボードの好きな位置に配置します。
築城
同じ色の牌が4つ以上揃うと裏返して築城することができます。裏返した牌がいくつあるかによって勝利点を獲得します。
その際、1~2箇所に屋根を乗せることができます。これは、屋根の置かれた階層に応じてゲーム終了時に得点を獲得します。
これを繰り返し、自分の城を少しづつ築きあげていきます。
得点計算
ゲーム終了条件を満たしたあと、手持ちの勝利点、屋根の乗っている箇所の勝利点を合計します。
勝利点の合計値が最も得点野高いプレイヤーがゲームに勝利します。
実際に遊んでみて
牌を裏返すタイミングや屋根をどこに配置するかが面白いゲームでした。同じ色の牌をなるべく多く集めながら、牌を裏返すタイミングに頭を悩ませます。
なるべく高い位置に屋根を建てるべきなのですが、そうすると新たに牌を置くスペースがなくなってしまいます。また、屋根を獲得する際は1個しか牌を獲得できないジレンマも抱えており、計画的な建築計画が求められます。
▲ゲーム終了時の様子です。建て途中の牌があるままゲームが終了してしまいました…
他プレイヤーとの関わり方としては、どの色を他のプレイヤーが集めているのか見つつ自分の集める色を決めたり、他プレイヤーの妨害などをしていくプレイ感です。なので、屋根獲得のアクションはペアが取れそうだけれど相手に有利になってしまうものをカットする時などに使うと1石2鳥なムーブとなります。
初期牌の積み方は様々なバリエーションがあるそうなので、毎回違ったビジュアルが楽しめそうです。また、初回のプレイでは使用しませんでしたが、特殊カードなんかもゲーム中で使うことができるようなので、慣れてきたらそちらを入れて遊ぶのも良さそうです。
おわりに
今回は牌を使って自分の城を築き上げるゲーム『覇王龍城』をご紹介しました。
牌を裏返すタイミングや屋根をどこに配置するかが面白いゲームです。上海が好きな方も遊んでみるといいかもしれません。