ゲーム名 | インディアンサマー(Indian Summer) |
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メーカー | Edition Spielwiese / ホビージャパン (2017) |
ゲームデザイナー | Uwe Rosenberg |
人数 | 1~4人 |
時間 | 15~60分 |
年齢 | 10歳~ |
価格 | 5,500(税別) |
秋を感じるタイル配置パズルゲーム!
『インディアンサマー』は、秋がテーマのタイル配置パズルゲームです。ゲームデザイナーは、『カヴェルナ』シリーズや『アグリコラ』シリーズのヴェローゼンベルグ氏です。
Edition Spielwieseからリリースされるパズルゲーム3部作の第2弾として発表されています。(第1弾は『コテージガーデン』)
インディアンサマーという言葉は、秋~初冬に晴天が続き、日中は高温・夜間は冷えこむ期間のことを言うそうです。日本で言うところの「小春日和」に相当するとのこと。
勝利条件
個人ボードの全てのスペースにタイルを埋めたプレイヤーが、ゲームに勝利します。同着の場合は、どんぐりチップの合計数の多いプレイヤーが勝者となります。
終了条件
ゲームは、個人ボードの全てのスペースにタイルを埋めたプレイヤーが現れたラウンドが終了すると、ゲームが終了します。
ゲームの準備
個人ボード
ゲーム開始時、各プレイヤーに個人ボードと3種類のチップ、4枚のタイルを配ります。
共通ボード
場の中央には特典タイルとそのまわりに獲得できるタイルを配置します。
手番でやること
手番では、自分の場にあるタイルを1枚個人ボードに配置します。
配置した後の状態に応じて、特典を獲得します。
配置時の特典
配置するタイルには穴があいていて、そこから個人ボードに書かれたアイコンをひょっこり出すと、そのアイコンのチップを獲得します。
獲得条件は、以下の2つ
- 3✖️4のエリアを埋めたとき
- 共通ボードにあるタイルと同じ形状の穴を作ったとき
共通ボードにあるタイルを獲得すると、こんな感じで穴を塞ぎます。
タイルの補充
タイルの補充は、自分の場のタイルがなくなったら場に並んでいる順に4枚獲得します。
チップの効果
ゲーム中に獲得できるチップは、全部で4種類あります。
ブルーベリー
自分のストックのタイルが残っている状態で、タイルを補充します。
どんぐり
1×1マスに相当する「りすタイル」を獲得して、個人ボードに配置します。
きのこ
他プレイヤーのストックにあるタイルを2枚獲得して個人ボードに配置します。
羽
自分のストックにあるタイルを2枚個人ボードに配置します。
各チップは、ゲーム中いつでも以下の通り変換することができます。
- 「ブルーベリー」2枚➔「どんぐり」1枚
- 「どんぐり」2枚➔「きのこ」1枚
- 「きのこ」2枚➔「羽」1枚
実際に遊んでみて
個人ボードをいかに早く埋めることができるかどうかを競うレースゲームです。つまりは、1位以外のプレイヤーは優劣がつきませんよというやつです。速さを競うという点では、『クマ牧場』なんかと近しいかもしれません。
勝利の近道としては、2枚のタイルを個人ボードに配置できるアクション(『羽』と『きのこ』)をいかに多く打ってうまい具合に埋めるかという点になります。
初回のプレイでは2人で遊びましたが、3人以上のプレイでは『きのこ』プレイによってタイル取られることの偏りの問題は出そうだなと感じました。
手元にタイルはあるものの、相手に取られてしまうことがあるため、じっくり考えきれないという問題があり、好みが分かれそうな気はします。
▲ゲーム終了時の様子
そして、穴を組み合わせて形状を構成するのはなかなか難しいですね。パチっと完成できたときの気持ちよさはありますが、ゲームが進むにつれて狙ってつくるのは段々難しくなります。
そのため、狙いたいタイルがあるのであれば最初に狙っていった方が良さそうです。共通ボードからタイルを獲得することで「羽」のチップと「きのこ」のチップを獲得することができます。
初回プレイでは、3マスを残した状態でした。苦労して作った個人ボードに得点がつかないのは不完全燃焼感を助長しますね。その点が個人的にはあまり好みではなかったです。
盤面の色鮮やかさはあるので、フォトジェニックなんじゃないでしょうか。
おわりに
今回は、色鮮やかなタイル配置パズルゲーム『インディアンサマー』をご紹介しました。
『クマ牧場』『コテージガーデン』なんかの複数人プレイ用のタイル配置パズルゲームが好きな方は遊んでみると良いかと思います。
おまけ
昨日はバレンタインデーだったので、妻から自作の『どうぶつしょうぎ』チョコを頂きました。