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【ゲーム紹介】リーフ (Reef):サンゴ礁を作るパズルゲーム!!

リーフ(Reef)碧いサンゴ礁

アークライト社から発売された『リーフ -碧いサンゴ礁- 日本語版』をご紹介します!

サンゴ礁を育てて得点を稼ぐパズルゲーム!

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『リーフ』は、サンゴ礁を育てて得点を稼ぐパズルゲームです。手番では、カードの獲得もしくはカードの使用をします。

カードを使用すると個人ボードに新たにサンゴを配置することができ、個人ボード上の盤面がカードの勝利点獲得条件を満たしていれば勝利点を獲得します。

ゲームデザイナーは、エマーソン・マツウチ氏。代表作には『センチュリー』シリーズなどがあります。


参考
【ゲーム紹介】センチュリー:スパイスロード(Century:Spice Road) : ニコボド | ニコのボードゲーム日記

参考
【ゲーム紹介】センチュリー:イースタンワンダーズ (Century: Eastern Wonders) : ニコボド | ニコのボードゲーム日記

勝利条件

ゲーム終了時、最も得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。

終了条件

4種類のサンゴトークンのうち1種類がなくなるとゲームが終了します。

内容物

リーフコンポーネント

主なコンポーネントはこんな感じです。

  • サンゴのカケラ :112個
  • プレイヤーボード:4枚
  • 勝利点トークン:88個
  • カード:60枚(サイズ:68×87mm)

ゲームの準備

リーフ:ゲームの準備

各プレイヤーに個人ボードを配り、最初に「3勝利点」「4色のサンゴトークン1個ずつ」「カード2枚」を受け取り、ゲームボードの中心4箇所にサンゴトークンを配置します。

その他場には、サンゴトークンと勝利点を配置します。

リーフ:ゲームの準備

サンゴって実物を見たことはないんですが、このコンポーネントはどうにも歯車(赤・黄)ときゅうりのキューちゃん(紫・緑)に見えてしまいますね。なんなら、紫の形状は万華鏡写輪眼じゃないの?これ??

このゲーム、お値段なかなかするんですがこのサンゴトークンは安いプラスチックではなく麻雀牌などのような重みのあるコンポーネントとなっております。(写真じゃ全然伝わらないけど…) お互いが当たるといい音がします。

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コロコロ堂さんおマルチトレイへの収まりもいい感じ。

手番でやること

手番は、スタートプレイヤーから順に「カードを引く」もしくは「カードを出す」のどちらか1アクションを行います。

これをゲーム終了条件を満たすまで繰り返します。

1.カードを引く

リーフ:カードを引く

カードを「場に公開された3枚」もしくは「山札の上」から1枚獲得します。

「山札の上」からカードを獲得する際は、1勝利点を「場に公開された3枚」の上に置きます。置く場所は、カードの右下の数字が最も小さいカードの上です。

獲得したカードは手札に加えますが、手札上限は4枚となっているので、引きまくってあとから一気にカードを出すってことはできません。

2.カードを出す

リーフ:カードを出す

カードを場に出し、「サンゴトークンの配置」と「勝利点の獲得」の処理をそれぞれ行います。

カードの上半分には、「獲得できるサンゴトークン」。下半分には「条件を満たしていると獲得できる勝利点」が書かれています。

サンゴトークンの配置

リーフ:サンゴトークンの配置

カードに示されたサンゴトークンを場から取り、個人ボードに配置します。

サンゴトークンは、ボード上の空きスペースもしくは既に配置されているサンゴトークンの上に自由に配置することができます。

ただし、サンゴトークンを積むことができる高さは最大4までとなっています。

勝利点の獲得

カードに示された条件を真上から個人ボードを見た時に満たしていれば、満たしている分だけ勝利点が入ります。(※重複不可)

条件は形、高さなど様々で、以下のようなパターンが存在します。

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・「赤」がななめに3つ並んでいれば4勝利点
・「赤」と「紫」が隣り合っていれば3勝利点

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・最も高い「赤」の周囲8マスにある「緑」1つごとに2勝利点
・最も高い「黄」の周囲8マスにある「紫」1つごとに2勝利点

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・高さが4の「紫」ごとに4勝利点
・高さが2のサンゴトークンごとに2勝利点

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・高さが2以上の「緑」「紫」がななめに2つ並んでいると5勝利点

実際に遊んでみて

立体感があって、とても華やかなゲームでした。

カードを出す際にコンポーネントを追加できるのと、目標達成が同時に行われるのが特徴で時には全く得点が入らないことも。効率的にまわしたいわけですが、多少のカード運もあります。

ここでの処理を無駄なく行えるように場からカードを引くことになります。それと並行して、他プレイヤーに有利にならないようにカードをカットするなどのアクションも本当であれば必要なのでしょうが、手札上限が4枚であるためそんなこと考えている暇はないので、2択で迷った時に相手に点が入りづらいカードを選ぶのがせいぜいといった感じです。

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このあたりの、自分がうまくコンボできるようにカードを選ぶくだりは同じ作者の『センチュリー:スパイスロード』なんかに近い感覚がありました。

全体的なプレイ感としては、ソロプレイ感はやや強めかもしれません。他プレイヤーと絡むところでいうと、カード選びのアクションでしょう。ただ、自分の2〜3手先を考えるのが精一杯でした。

とはいえ、てばんはすぐに回ってくるので非常にスピード感のあるプレイ感と高得点を決めた時の気持ち良さはなかなかです、

おわりに

今回はサンゴ礁を完成させるパズルゲーム『リーフ』をご紹介しました。

パズルゲーム好きや『センチュリー:スパイスロード』がお好きな方にオススメです。

ゲーム情報

ゲーム名 リーフ (Reef)
デザイナー Emerson Matsuuchi
プレイ人数 2~4人
プレイ時間 30~45分
対象年齢 8歳~