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ドイツで行われたゲームイベント「SPIEL'18」(2018/10/25~2018/10/28)のアンケート調査スカウトアクションで上位だった新作11作品をご紹介します。

スカウトアクションについて

ボードゲーム専門誌『フェアプレイ』が毎年開催している新作ゲームの人気投票です。

SPIEL'18の最終日にその結果が発表され、平均点が3.5以上で30票以上入ったゲームは以下の通りとなりました。

結果一覧

順位ゲーム名取扱点数
1位Belratti
(Mogel-Verlag)
未定4.0
1位The Great City of Rome
(ABACUSSPIELE)
ジーピー4.0
2位Lift Off
(Hans im Gluck)
未定3.9
3位コインブラ/Coimbra
(eggertspiele/Pegasus)
ホビージャパン
(日本語版)
3.8
3位NEOM
(Lookout)
未定3.8
3位ミープルサーカス/Meeple Circus
(Pegasus)
未定3.8
4位Carpe Diem
(Alea/Ravensburger)
未定3.7
4位チューダー/Tudor
(Corax Games)
テンデイズゲームズ
(日本語版)
3.7
5位Azul - Die buntglasfenter von Sientra
(Next Move/Pegasus)
未定3.6
5位スプリンメドウ/Spring Meadow
(Pegasus/Stronghold Games)
ホビージャパン
(日本語版)
3.6
6位The River
(Days of Wonder)
未定3.5


ヒッポダイスゲーム賞2018大賞受賞作!『Belratti』

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ゲーム名Belratti
デザイナーMichael Loth
人数2~7人
時間30~45分
年齢9歳~

「Belratti」では、プレイヤーは絵画を購入するギャラリーのオーナー(買い手)と専門家(売り手)に分かれて遊びます。

手札として絵画を受け取り、テーマに基づいてギャラリーのオーナーは、専門家から適切な絵画を購入することを目指します。ただし、中には贋作も含まれています。

ローマの街を作るタイル配置ゲーム!『The Great City of Rome』

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ゲーム名The Great City of Rome
デザイナーMatthew Dunstan, Brett J. Gilbert
人数2~4人
時間60分
年齢10歳~

『The Great City of Rome』は永遠の都・ローマを再建するため、様々な建築家を呼び寄せました。プレイヤーは、ローマの街に建物を建築していきます。

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手番では建物カードを手札に加え、資源を支払うことで建物を建てることができます。建物タイルは、各プレイヤーのスペースに建てることができ4×4のグリッドになるように配置します。

ゲームデザイナーは、『エリジウム』や『ピラミッドのつくりかた』をデザインしたMatthew Dunstan氏とBrett J. Gilbert氏のコンビの新作となっています。


今年のスカウトアクションにて常に1位もしくは2位にランクインしていました。国内ではジーピーさんでの取扱が決定しています。

ロケットを打ち上げるため宇宙開発!『Lift Off』

Lift Off
ゲーム名Lift Off
デザイナーJeroen Vandersteen
人数2~4人
時間60~90分
年齢12歳~

『Lift Off』は、1950年~1960年代の宇宙開発がテーマのゲームです。

プレイヤーは、宇宙飛行士や宇宙飛行士用が使うための道具などを供給し、ロケットを打ち上げるための技術、ロケットの設計技術などを向上させます。

BGGの情報によると、カードドラフトとセットコレクションが主なメカニズムになるようです。

大航海時代のポルトガルで影響力示すダイスロールゲーム!『コインブラ』

Coimbra
ゲーム名Coimbra
デザイナーFlaminia Brasini, Virginio Gigli
人数2~4人
時間60~90分
年齢14歳~
メーカーeggertspiele

15〜16世紀、ポルトガルは大航海時代に繁栄しました。コインブラは、ポルトガルの中心に位置し、国の文化的中心地として機能します。

プレイヤーは、コインブラの最も古い一族の一員として、近くの修道院との関係を深めたり、探検に資金を提供することで威信を得ることを目指します。この目的を達成するには、市の最も影響力のある市民から恩恵を得る必要があります。

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ダイスを振ってその出目に応じてカード獲得のための支払いコストが決まります。
獲得したカードの色によってアクションが決まっている一方、おなじ色を集めることなどで相乗効果が得られるためバランスよくカードを集めつつ国内を

開発期間7年の都市構築ゲーム!『Neom』

Neom
ゲーム名Neom
デザイナーPaul Sottosanti
人数1~5人
時間75分
年齢13歳~

『Neom』は、『世界の七不思議』『カルカソンヌ』『シムシティ』などのゲームからインスピレーションを得たドラフトとタイル配置を用いた近代的な都市建築ゲームです。

プレイヤーは、17種類の商品を利用して都市の構築を競います。プレイヤーは常に将来の街のレイアウトを見据えたタイル配置が必要になります。

このゲームは7年間に渡って開発されており、オンラインのテストプレイ環境では3500回以上行われおり、非常にバランスの取れたゲームになっているとのこと。

サーカス団を率いてミープル駒を積み重ねるバランスゲーム!『ミープルサーカス』

ゲーム名ミープルサーカス
デザイナーCédric Millet
人数2~5人
時間45分
年齢8歳~
ようこそ『ミープルサーカス』へ。 曲芸師の面々は次の公演に向けて、あなた様の指示をお待ちです。 今宵のプログラムは予行演習が2本と、満員のお客様に囲まれての熱気に満ちた本公演でございます! 円形ステージの真ん中でスポットライトに照らされ、いちばん拍手喝采を受けるのは、どのサーカス団の団長でしょう!?
(引用:ArclightGames
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『ミープルサーカス』は、曲芸師のミープル駒をステージ上で積み重ねていくバランスゲームです。

貴族としてローマの黎明期に街を発展させるゲーム!『Carpe Diem』

Carpe Diem
(引用:Board Game Geek
ゲーム名Carpe Diem
デザイナーStefan Feld
人数2~4人
時間60分
年齢10歳~
メーカーalea

時はローマ0年。プレイヤーは貴族となり、各地区をより大きくより機能的な街に成長させるタイルプレイスメントゲームです。

場の中央に並んだタイルを獲得して、個人ボードに配置。タイルが完成すると資源などを獲得することができ、様々な得点条件を満たすことで高得点を目指します。

ゲームデザイナーは、『ブルゴーニュの城』『ボラボラ』『ノートルダム』など過去に数々の名作ゲームをaleaから送り出してきたステファン・フェルト氏。久しぶりのaleaとのタッグ、待望の新作です。

ヘンリー8世に使えて王宮での影響力を高めろ!『チューダー』

ゲーム名 チューダー (Tudor)
デザイナー Jan Kirschner
人数 2~4人
時間 90~120分
年齢 12歳~

ヘンリー8世に使える宮廷の主人として、家族を裁判官に影響力のあるポジションに送り込み影響力を高めることを目指します。

テンデイズゲームズさんから日本語版の発売が発表されています。

ステンドグラスがテーマのシリーズ最新作!『Azul: Stained Glass of Sintra』

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ゲーム名 Azul: Stained Glass of Sintra
デザイナー Michael Kiesling
人数 2~4人
時間 30~45分
年齢 8歳~

『Azul: Stained Glass of Sintra』は、ステンドグラスを個人ボードに配置して完成させるアズールシリーズ最新作です。

ゲームデザイナーは、ミハエル・キースリング氏。『アズール』は、ドイツ年間ゲーム大賞2018で大賞を受賞しており、今回はテーマとルールに変更が入っています。

Azul: Stained Glass of Sintra

本作でも、『アズール』同様に獲得したステンドグラスを個人ボードに配置するのですが、配置することができるエリアが決まっており、駒を移動させることでその範囲が決まるというルールになっています。

ウヴェ氏のタイルトリロジーシリーズ第3弾!『スプリングメドウ・春の草原』

ゲーム名 スプリングメドウ・春の草原 (Spring Meadow)
デザイナー ウヴェ・ローゼンベルク
人数 1~4人
時間 15~60分
年齢 10歳~

『スプリングメドウ・春の草原』は、個人ボードにタイルを配置して草原を完成させるタイル配置ゲームです。

ゲームデザイナーは、ウヴェ・ローゼンベルグ氏。代表作には『カヴェルナ』『アグリコラ』などがあります。本作は、『コテージガーデン』『インディアンサマー』に続くパズルゲーム・トリロジーシリーズ第3弾となっています。

Spring Meadow

手番では、場の中央からタイルを獲得してタイルを個人ボードに配置します。個人ボードには上から順にタイルを配置するルールとなっているのが特徴です。

河に沿って開拓をすすめるワーカー&タイルプレイスメントゲーム『The River』

The River
ゲーム名 The River
デザイナー Sébastien Pauchon, Ismaël Perrin
人数 2~4人
時間 30~45分
年齢 8歳~

『The River』は、ワーカー&タイルプレイスメントゲームです。プレイヤーは、新しい土地を求めて河川を下る開拓者になります。未開拓の土地を探険するため、労働者を管理して進めていきます。

資源を使い、領土を広げ、土地を耕し建物を建てて集落を作っていきます。他のプレイヤーを出し抜くための戦略を立てる必要があります。あなたは相手を凌駕する決定的な戦略を立てなければなりません。

The River

手番では、ワーカー駒を配置してそれに応じて共通の場から「タイル」「資源」「建物」を獲得し、個人ボードに配置します。

ゲームデザイナーは、Sébastien Pauchon氏とIsmaël Perrin<氏とのコンビ。Sébastien Pauchon氏は、代表作に『ジャイプル』『ジャマイカ』などがあります。

おわりに

今回はSPIEL'18のスカウトアクションで上位だった11作品を紹介しました。

お気に入りのゲームが見つかれば幸いです。