2020年8月16日に東京都立産業貿易センター 台東館で開催された『ゲームマーケット出張版2020浅草』へ参加してきました!
2020年はゲームマーケット20周年のメモリアルイヤーでありながら、新型コロナウイルスの影響で『ゲームマーケット2020大阪』『ゲームマーケット2020春』と続けて中止となっている中での開催となりました。今回は、当日の様子をお伝えします。
2012年以来7年ぶりに東京都立産業貿易センター台東館での開催!
『ゲームマーケット出張版2020浅草』は、東京都立産業貿易センター 台東館で開催されました。
東京都立産業貿易センター 台東館は、東京ビックサイトへ会場が移る前の2001年~2012年に開催されていた会場です。
冒頭の繰り返しになりますが、2020年はゲームマーケット20周年のメモリアルイヤーでありながら、新型コロナウイルスの影響で『ゲームマーケット2020大阪』『ゲームマーケット2020春』と続けて中止となっている中での開催となりました。
久しぶりのゲームマーケットマスコット看板です。懐かしさすら感じる!
会場入場前に検温、待機列はソーシャルディスタンスをキープ
4階の会場へは階段で移動。ホール入場前に検温を1人1人実施し、待機列へ移動します。
ソーシャルディスタンスは、タイル4枚分という感じです。開場10分前に到着しましたが、既に100人近くの方が並んでいました。
今回のイベントは全6部で区切られており、イベントは45分単位での入れ替えをおこなうという形式。入場時間に応じて、入場料が変化するというのも新しい試みでした。
チケットは電子チケットアプリ「チケプラ」で事前購入が必要
ゲームマーケットは、カタログをチケット代わりとして入場する形式を今までとっていましたが、今回は電子チケットアプリ「チケプラ」によるチケット事前購入が必要でした。
会場に到着するとスタッフの方がチケットを確認し、電子印が押される形式。
開会のあいさつ
第一部では、開場前にゲームマーケット事務局の刈谷さんから開会のあいさつがありか、開場となりました。
おかしな世の中になってしまってですね、「ゲームマーケット」も「コミケ」も「オリンピック」もないということで未だに戸惑いの中にいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
「こんなときにイベントなんて」という声もあるかとは思いますが、「自粛で経済が回らない」という声もあってどちらが正解とも言えません。
ただ、我々としてはやはり長年皆さんと一緒に努力を重ねてボードゲーム業界がようやく少しいい感じになりかけているのにワクチンができるまで何にもできないということだと純粋に悔しいなと。
ワクチンができるまで待って、いざできたときに本当にボードゲーム業界が元に戻るのかと考えたときに、無茶かもしれないけれど今イベントをやってみるしかないとそういう強い気持ちで今日を迎えました。
皆さんも思いは同じではないかと思います。今日のイベントはコロナ時代におけるイベントの在り方を模索する上で最初の一歩となります。
感染症対策に十分注意していただくのはもちろんですけれど、その上でなお楽しくイベントをお過ごしいただけたらと思います。
皆様本日はよろしくお願いいたします。
今回のゲームマーケット出張版2020浅草への思いなどは、別途インタビュー記事に掲載されていますので是非あわせて読んでみてください。
ゲームマーケットライブの裏側に潜入!ゲームマーケット事務局インタビュー 〜コロナ禍下でのイベント運営〜
「ゲームマーケット出張版2020浅草」会場の様子
販売側は皆さんフェイスガードを着用。全ブース同じ大きさになっており、ブース毎の商品の見せ方の違いがとても印象的でした。
▲開場後の様子。DOMINA GAMESのブースに大行列ができていました。
▲アークライトブース、新製品の先行販売がメインで常に行列ができていました。「ROOT」と「レボリューション」が第一部では売り切れになっていました。
▲ジーピーブース、「カタン」と「ザ・クルー」を全面にアピール。残念ながら「ザ・クルー」の日本語版は間に合わず。
▲オインクゲームズブース、3個ゲームを買うとぬいぐるみがついてくるキャンペーンを展開されていました。
▲グランディングブース、新作の「街コロ通」と街コロのメタルコインが販売されていました。
▲JELLY JELLY CAFEブース。ネスター社のゲームが並ぶ土嚢ブースになってました。
▲東京ミステリーサーカスで夏祭りをやるみたいですよ!
▲BakaFire Partyブース、桜降る代に決闘をの最新拡張のフライヤーが配布されていました。
▲イエローサブマリンブース、ホビーベースの自社製品を中心にカードスリーブなどボードゲームサプライ系を販売していました。
▲冒険企画局ブース、今回のイベント初お披露目の新作「ドッグフェローズ」をメインに販売。ワンちゃんの芝生をイメージしたブースになっていました。
▲TUKAPONブース、「ボブジテン」のクリアファイルが初御披露目。その他にイベント限定のミニ拡張なども。
▲daitai/ナナワリブース、累計4000部発行の「じゃれ本」を中心にゲームと共にゲームコンポーネントを並べた展示が印象的でした。
▲オズプランニングブース、新作「赤い扉とゴリラの鍵」が初御披露目。「赤い扉と殺人鬼の鍵」と「ゴリラ人狼」の2大人気ゲームのコラボ。
「ゲームマーケット出張版2020浅草」の感想
45分の限られた時間の中でまわるには丁度良いサイズだなと思いました。ディアシュピールブースで中古ゲームを色々探して各ブースふらふらして、アークライトブースの行列並んで各ブースふらふらしてってのをしてたら退出時刻になっていました!!
全ブース同じサイズだったこともあって、ゲームの展示が様々だったのが印象的でした。ゲームの表紙を立てた状態で高さがある並び方をしていると、うぉお!となって目をひきますね。
本当に楽しくゆったりとすごすことができたこともあってか、手持ちの現金が底をつきてしまうほどに思いの他買い物をしすぎてしまいました。時間が限られているのでお金を下ろしにいく暇なんてなく、買えなかったゲームが2点ほど😭 お金は多めに持っていきましょう(教訓)。
入れ替え制、電子チケットなど新しい試みがされたゲームマーケットですが次回開催が予定されている「ゲームマーケット2020秋」にどのように活かされるのか気になるところです。
コロナ禍下でイベントを企画してくださった事務局の皆さん、出展者の皆さんに感謝です。
P.S. 「ゲームマーケット出張版」は条件があえば各地で開催できるそうなので、気になる方は事務局へお問い合わせしてみてはいかがでしょう。