(出典:Board Game Geek)
ゲーム名 | フリーク・ショップ(Freak Shop) |
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メーカー | Catch Up Games (2016) |
ゲームデザイナー | Henri Kermarrec |
人数 | 2~5人 |
時間 | 15~30分 |
年齢 | 8歳~ |
『フリークショップ』について
『フリークショップ』プレイヤーは大邸宅のオーナーになり、訪問者を満足させるため「フリークショップ」に通って奇怪なコレクションを集めるカードゲームです。
ゲームデザイナーは『精霊の紋章シジル (Siggil)』や『ノックスフォード (Noxford)』をデザインしたHenri Kermarrec氏です。また、イラストは『世界の七不思議』や『スモールワールド』を手がけたMiguel Coimbra氏が担当しています。
ゲームの目的
コレクションカードを交換し、より多くの得点を獲得することを目指します。
勝利条件
ゲーム終了時、最も多くの得点を獲得しているプレイヤーがゲームの勝者となります。
ゲーム終了条件
「営業終了カード」が出た時、ゲームが終了します。
(「営業終了カード」は、山札の下から7枚以内に含まれています。)
ゲームの準備
- 各プレイヤーにカードを4枚ずつ配り、手前に配置します。
- 場にカードを5枚配置します。
- 残りのカードを山札にします。
- 目的タイルを3枚選びます。
カードについて
カードは数字が1~10まであり、数字が大きいほどカードの枚数が少ないです。(10が2枚、1が11枚)
いくつかのカードには、タグがついているカードが存在します。
目的タイルについて
目的タイルは、各色4枚ずつ含まれており各色1枚ずつ選びます。
ゲーム終了時に、この目的タイルに応じて得点を獲得します。
今回遊んだ目的タイルは以下の通りでした。
- 【青】タグのついたカードの数の多さを競います
(1位:10点、2位:6点、3位:3点) - 【緑】カードの種類毎に3点
- 【紫】数字毎にカードを比べ、最も多く持っているプレイヤーが5点
ゲームの流れ
手番でやることには、2つです。
- カードを交換する
- カードを場に補充する
カードを交換する
カードの交換の方法は、2つあります。
1.カードの種類を交換する
自分の手前にあるカードの1種類を選び、場にあるカードと交換します。
共通の場には、このような感じでカードが並んでいます。ここにあるカードと交換します。
【例】「1」を2枚選んだ場合、場にある2枚の他の数字のカードと交換することができます。
2.カードの数字の合計値で交換する
自分の手前にあるカードから交換したいカードを選び、合計値を計算します。
合計値に一致する分だけ、カードを場から取ることができます。
【例】「6」と「7」のカードを1枚ずつ自分の場から選んだ場合、合計値の13と同値になるように、場にあるカードを獲得できます。「2」5枚と「3」1枚に交換することができます。
カードを場に補充する
カードの交換が終わったら、山札から場にカードを1枚補充します。
これを繰り返し、閉店カードが山札から出るまで繰り返します。
おわりに
自分の手前に配置したカードをいかにして交換して増やしていくかが面白いゲームでした。大きい数字のカードは価値が高く、これを一旦確保することで後ほど複数枚のカードに変換していくのが楽しいです。
終盤は、カードが各プレイヤー潤沢になってきていかに各数字毎のマジョリティを取るかという点のにらめっこになります。
目的タイルも複数用意されているので、繰り返し何度も遊べるゲームだと思いました。奇怪な各コレクションのイラストも見ものです。