アナログゲーム総合誌『オールゲーマーズ』が、『日本アナログゲーム ゲームカフェ大賞』創設のと受賞作及び上位17作品を発表しました。
『日本アナログゲーム ゲームカフェ大賞』について
『日本アナログゲーム ゲームカフェ大賞』は、以下の目的で創設された賞です。
普段から最もアナログゲームに接しているゲームショップやゲームカフェからの投票には、よりユーザー目線に近い結果が得られ、またアナログゲーマーとカフェの橋渡しになることを期待し、当賞を創設する。(引用:ALL Gamers!|全てのアナログゲーマーをつなぐ総合誌)
アナログゲーム総合誌『オールゲーマーズ』に掲載のボードゲームショップとカフェのスタッフが「その一年で最もホットだった」と思うゲーム3作品を選んで順位付け。最も得点の高かったゲームが大賞作として選ばれています。
大賞『サイズ:大鎌戦役』
『サイズ:大鎌戦役 (SCYTHE)』は、東ヨーロッパ派閥の代表となり、領土の拡大・資源獲得などを通して影響力のある派閥にすることを目指します。
総評(抜粋)
1920年代の世界を舞台にした国家戦略開発戦争ボードゲーム。ここまでならよくある設定のゲームだが、『サイズ』が違うのが、ただ開発して戦争に勝てばいいというだけではないという点。このゲームには「民心」というステータスがあり、戦争に勝っても「民心」が下がってしまい、結果的に勝利点が思ったように得られないということも大いにあり得るゲームなのだ。
美麗なアートワークと、凝ったコンポーネントも、この世界に没頭する大きな要因でもあり、またそれがプレイのしやすさに繋がっている。組み合わせば選択肢は多くなるが、基本的には行動にあまり悩む必要の無いプレイ感もあり、「重ゲー」の入門編としては最適なボードゲームかもしれない。
参考
ゲーム紹介『サイズ -大鎌戦役- (SCYTHE)』 : ニコボド | ニコのボードゲーム日記
上位作品
ボードゲームショップ&カフェスタッフの皆さんが選んだホットなゲームが目白押しです。
2位
(引用:『ゲームマーケット』公式サイト)
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ボブジテン
デザイン:kazuna* カタカナ言葉について、カタカナを使わずに説明して正解してもらうコミュニケーションゲーム。 ➔ ゲーム詳細
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3位
デザイン:Jacob Fryxelius 火星を開拓する拡大再生産ゲーム。 ➔ ゲーム詳細
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4位
デザイン:クラウス・トイバー カタン島を開拓する名作ゲーム。
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デザイン:クリス・シェスリク カードに書かれた「○○すれば勝利する」という条件を満たすパーティーカードゲーム。第2弾! ➔ ゲーム詳細
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デザイン:マーク・アンドレ 商人ギルドの長となり、資産を使って鉱山に投資するゲーム。
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7位
デザイン:Emerson Matsuuchi スパイスを交易することで多様な商品を揃えるゲーム ➔ ゲーム紹介
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8位
- マジックメイズ
- ガンジスの藩王
- ワンナイトマンション
- タイムボム
12位
- ラミィキューブ
13位
- ナンジャモンジャ
- のびのびTRPG
- STRIKE
16位
- インサイダーゲーム
その他詳細は公式サイトを御覧ください。
参考
ALL Gamers!|全てのアナログゲーマーをつなぐ総合誌
おわりに
日本の新しいボードゲーム賞『日本アナログゲーム ゲームカフェ大賞』が創設されました。イメージ的には、「本屋大賞」や「CDショップ大賞」に近い賞だなと思っています。
沢山の人が訪れるボードゲームショップ&カフェの現場の皆さんが選ぶ賞なので数ある新作ゲームの中でも一度は遊ぶべきなラインナップばかりと見受けました。上位のゲームでまだ遊んでいないものがあれば是非遊んでみてはいかがでしょう。