ゲーム名 | 5211 |
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デザイナー | はしぐち つよし |
プレイ人数 | 2〜5人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 8歳〜 |
メーカー | Next Move Games / アークライトゲームズ |
『5211』はこんなゲーム
『5211』は、4枚のカードを出して得点を稼ぐカードゲームです。
手番では1〜2枚のカードを裏向きに出して一斉に公開。4枚カードが揃うと「コドド🦎アイコン」、「最も多い色の枚数」を順に並べて得点条件に合致すれば得点獲得となります。
『5colors』のリメイク作
Gallery Ouchiから発売されたカードゲーム『5colors』のリメイク作となっており、版元のNext Move Gamesとしては既存のタイトルをリメイクして発売するのは初。
『5211 完全日本語版』は3/26発売予定!
『5211 完全日本語版』はアークライトから3/26に発売されることが発表されています。
ブラフを織り交ぜ、相手の思考を読み切れ。
世界中から注目される日本発のゲームが、装い新たに再登場。『5211』は南洋の島を舞台とした、色彩豊かなカードゲームです。
勝利条件は簡単。山札がなくなるまでに、一番得点を稼ぐこと。毎ラウンド、各プレイヤーは配られた5枚の手札から2枚、1枚、1枚と順にカードを出していき、
最終的に一番多く出された色のカードの数値を得点とします。しかしその色のカードの枚数が定められた上限を超えると0点になってしまうので要注意。
また、特殊な「コドド」カードが一定数出されると、どの色のカードも無駄になってしまうので、
出されるカードにも手札にも常に気を使わなくてはなりません。場に次々と出されるカードを見ながら、自分のカードをどう出せば得点になるのか、
逆にどうやって他のプレイヤーの得点を下げるか……1~2分で説明できる簡単なルールなのに、ブラフ(はったり)や、
行動の読み合いなど、プレイヤー同士の駆け引きがとても熱くて楽しいカードゲームです。
人気ゲーム『アズール』とのコラボレーションバージョンも!
ドイツのニュルンベルグで開催された国際おもちゃ見本市では、人気タイル配置ゲーム『アズール』のアートを用いたバージョンも今後発売されることが発表されています。
In 2020, Next Move Games is capitalizing on the success of Azul to produce a new version of the simultaneous stock-playing game 5211 with Azul-style graphics replacing the original artwork. BGG game page: https://t.co/gDORpf1z4D —WEM pic.twitter.com/NLedDrM35y
— BoardGameGeek (@BoardGameGeek) February 9, 2020
『5211』の内容物
- カード100枚(70×100mm)
- ルール説明書1冊
カードは5色20枚で構成されており、数字と枚数の内訳は以下の通り。
コドド | 5枚 |
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2 | 6枚 |
3 | 5枚 |
4 | 2枚 |
5 | 1枚 |
6 | 1枚 |
『5211』のゲーム準備
プレイ人数に応じて下記枚数を取り除き、各プレイヤーに5枚の手札を配ります。
2人 | 10枚 |
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3人 | 13枚 |
4人 | 0枚 |
5人 | 15枚 |
『5211』の勝利条件
ゲーム終了時、最も得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。
『5211』の終了条件
山札からカードが補充できなくなると最終ラウンドになります。残り手札5枚のうち4枚を使い切るとゲームが終了します。
※最終ラウンドは手札補充なし
『5211』のルール
各プレイヤーに手札を5枚配り、ゲームが開始します。
手番では、全てのプレイヤーは同時に裏向きにカードを出し、一斉に公開します。
出す枚数は、最初は「2枚」、2〜3回目は「1枚」となっており、出した分の枚数を都度引くので手札は常に5枚になります。
「5」枚を手札に、「2」枚出す、「1」枚出す、「1枚」出すということになっているので、タイトルが「5211」ってなっているんじゃないかな〜と予想しました!
各プレイヤーの手前に4枚のカードが並び表向きになると、得点計算を行います。
得点計算が終了すると、次のラウンドへ。これを山札が尽きるまで繰り返し、ゲーム終了時最も多くの得点を獲得したプレイヤーが勝者となります。
『5211』の得点計算
場に並んだカードに含まれる「コドド」の枚数を数えます。
枚数が人数分+2枚丁度だった場合、「コドド」が得点化(1枚1点)します。
2人 | 4枚 |
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3人 | 5枚 |
4人 | 6枚 |
5人 | 7枚 |
場に並んだカードの最大色のカード枚数を数えます。
枚数が人数分+3枚を超えた場合、最大色のカードが得点化します。(表示の数字が得点になる)
2人 | 5枚 |
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3人 | 6枚 |
4人 | 7枚 |
5人 | 8枚 |
※上限枚数を超えている場合と、最大色が2色以上ある場合には、次に多い色のカードが得点化対象になります。
『5211』のレビュー
お互いのカードを見比べて何を出すか考えるのが楽しい!
最初に各プレイヤーが出した2枚のカードから、何を次に出していくのかを考えるのが楽しいゲームでした
「コドド🦎」を多めに出して他プレイヤーの高得点のカードを潰すのか、うまく最大色にして「5」や「6」の高得点カードを出すのかと。
最大色はバーストがあるので加減が難しい
色のマジョリティ(最大色)をいかに取るかですが、上限枚数を超えないようにいかにマネジメントするのかが非常に難しいです。
マジョリティーを考慮すると、最初の2枚で何の色を出すのかはが肝心で、色を偏らせるのかバランスよく出すのかが重要に。
交渉してみると面白さアップ!
3枚目以降のカードについては、プレイヤー同士でブラフをかけたり交渉したりして遊んでみるのも良いかもしれません。
軽くワイワイしながら遊ぶのに良いゲームだなという印象を受けました。
プレイ人数によって、マジョリティの足切りやコドドアイコンのぴったり数が変化するのが忘れそうなのでサマリーがあるとより遊び良いように思いました。
アートワークがかっこいい!が、黄色が見辛い!!
アートワークが良いですね。カラフルでとても良いので目を引くデザインですね。
一方で、黄色が明るすぎてぱっと見で数字がわかりづらいという点も。もう少し見やすければより良しといったところです。その辺の改善も含めて、アズールバージョンが楽しみです。(アズールの柄もオシャレですし)
おわりに
今回は、色鮮やかなカードゲーム『5211』をご紹介しました。
他プレイヤーのカードの出し方を見つつ、どのカードを出していくかに悩むお手軽なカードゲームです。今後発売が予定されているアズールコラボバージョンもきになるところです。
ここまでお読み頂きありがとうございました!!