【ゲーム紹介】センチュリー:ニューワールド (Century: A New World)|新世界を目指すセンチュリーシリーズ最終章!

パッケージ|センチュリー:ニューワールド
ゲーム名 センチュリー:ニューワールド
(Century: A New World)
デザイナー Emerson Matsuuchi
プレイ人数 2〜4人
プレイ時間 30〜45分
対象年齢 8歳〜
メーカー Plan B Games
アークライト

『センチュリー:ニューワールド』ってどんなゲーム?

『センチュリー:ニューワールド』は、資源を変換して富を得るワーカープレイスメントゲームです。

4種類の資源変換をメインシステムとしたボードゲーム『センチュリー』シリーズの第3弾にして最終章です。本作では、商人たちは新世界へ繰り出します。

イメージ|センチュリー:ニューワールド

手番でやることは「ワーカー駒を配置する」か「ワーカー駒を回収する」のどちらかのみ。ワーカー駒をボード上に配置して資源の獲得や変換を行うワーカープレイスメントゲームとなっています。

『センチュリー』シリーズの特徴としては、過去に発売された第1弾『センチュリー:スパイスロード』と第2弾『センチュリー:イースタンワンダーズ』を組み合わせて異なったゲームで遊べる点にあります。

4つのルール|センチュリー:ニューワールド

そのため、本作にはなんと4つのゲームルールが同梱されています!!

  • A New World(ニューワールドのみ)
  • Part I: From East to West (スパイスロード+ニューワールド)
  • Part II: From East to West(イースタンワンダーズ+ニューワールド)
  • Part III: From East to West(スパイスロード+イースタンワンダーズ+ニューワールド)

『センチュリー』シリーズには、テーマ違いの『センチュリー:ゴーレム』も展開されており、今年に入ってそちらも3部作として展開されることが発表されました。

【ゲーム紹介】センチュリー:スパイスロード(Century:Spice Road) 【ゲーム紹介】センチュリー:イースタンワンダーズ (Century: Eastern Wonders) ゲーム紹介『センチュリー:ゴーレム (Century: Golem Edion)』
ゲーム概要

莫大な富を目指し、新たな世界へと踏み出そう。『センチュリー』3部作がここに完結。

プレイヤーは16世紀の商人として、新世界へと足を踏み入れます。未開の地を限界まで進み、狩猟、採掘、収穫によって資源を手に入れましょう。 交易ルートを確立して効率よく資源をやりくりし、最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーがゲームに勝利します。

(引用:Amazon.co.jp)

『センチュリー:ニューワールド』の勝利条件

ゲーム終了時、最も勝利点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。

『センチュリー:ニューワールド』の終了条件

いずれかのプレイヤーが8枚の勝利点カードを獲得するとゲームが終了します。

『センチュリー:ニューワールド』の内容物

  • エリアボード:6枚
  • プレイヤーボード:4枚
  • 入植者コマ:48個
  • 勝利点カード:56枚
  • ボーナスタイル:25枚
  • 探検タイル:10枚
  • キューブ:105個
  • キューブ用カップ:4個
  • ルール説明書:4枚

『センチュリー:ニューワールド』ゲームの準備

4枚の「エリアボード」を配置して上側4箇所に「勝利点カード」と「ボーナスタイル」を配置します。

ゲーム準備|センチュリー:ニューワールド

本作でも、4種類の資源キューブは健在!各色の示す資源は以下の通り。

4種類の資源|センチュリー:ニューワールド

  • 黄:コーン
  • 赤:肉
  • 緑:タバコ
  • 茶:毛皮

各プレイヤーには、ワーカー駒12個と個人ボード、手番に応じた初期資源を配ります。

資源|センチュリー:ニューワールド
▲「コーン」が足りてませんが・・・

  • 1番:「コーン」x3
  • 2番:「コーン」x4
  • 3番:「コーン」x4
  • 4番:「コーン」x3、「肉」x1

最初から使えるワーカー駒の数は6個で、残りの6個はゲームを進める中で使うことができるようになります。

『センチュリー:ニューワールド』のルール

手番では、『A. ワーカー駒の配置』もしくは『B. ワーカー駒の回収』のどちらかを行います。

A. ワーカー駒の配置

ボード上にはアクションを行う際に必要なワーカー駒の数が書かれており、必要数のワーカー駒を配置してそのアクションを行います。

ワーカー駒の配置|センチュリー:ニューワールド

ワーカー配置エリアに置ける主なアクションは、以下の通り。

  • 資源の獲得・・・資源コマを獲得します
  • 資源の交換・・・資源コマを他の資源に交換します
  • 資源のアップグレード・・・資源コマを上のグレードの資源に変換します
  • 勝利点カード/ボーナスタイルの獲得・・・「勝利点カード」と「ボーナスタイル」を獲得します。

ゲームボード全景|センチュリー:ニューワールド
▲ゲームボード全景

アクションしたいスペースに既に他のプレイヤーの駒がいる場合

他プレイヤーの配置済みのコマより1個多いワーカー駒を配置してアクションを行います。

ワーカーの戻り|センチュリー:ニューワールド

既に配置をしていたプレイヤーは、ワーカー駒がそのプレイヤーの手元に戻ってきます。

B. ワーカー駒の回収

ゲームボード上に配置した自分の駒を全て回収します。

『センチュリー:ニューワールド』「勝利点カード」と「ボーナスタイル」

勝利点カード

カード下に書かれた資源を支払い、「勝利点カード」を獲得することができます。

勝利点カード|センチュリー:ニューワールド

カードには、ゲーム終了時に獲得できると「勝利点」の他に「ボーナスアクション」と「カードの種類」が書かれています。

カードの種類ボーナスアクション
ハンマー特定のアイコンの場所でのアクションで「追加キューブ」獲得
アクセサリー特定のアイコンの場所でのアクションで「必要ワーカーが1少ない」
カバン「ワーカー」獲得
方位磁石「探索タイル」獲得

探索タイル|センチュリー:ニューワールド
▲探索タイル

ボーナスタイル

「ボーナスタイル」は各プレイヤー3枚まで持つことができ、種類は主に3種類となっています。

ボーナスタイル|センチュリー:ニューワールド

ボーナスタイルの種類
  • ゲーム終了時の勝利点
  • ゲーム終了時の勝利点+ワーカー駒の追加
  • ゲーム終了時の勝利点(※「勝利点カード」のアイコンが必要)

例えば、下のように「勝利点カード」を獲得した場合は3勝利点を獲得します。

ゲーム終了時の勝利点|センチュリー:ニューワールド

『センチュリー:ニューワールド』ゲームの終了と勝利点計算

これを繰り返し、いずれかのプレイヤーが8枚目の「勝利点カード」を獲得するとゲームが終了します。

その際以下の勝利点を合計し、最も勝利点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。

  • 「勝利点カード」の勝利点
  • 「ボーナスタイル」の勝利点
  • 「探索タイル」の勝利点
  • キューブの勝利点(黄色以外1点)

『センチュリー:ニューワールド』のレビュー

やっぱり資源をこねくり回すの楽しい!

本作も資源をどうこねくり回して勝利点カードを狙っていくかが楽しいゲームでした。

資源をこねくり回す要素は、過去作からほぼ変わっていません。本作での大きな変化は、「勝利点カード」が単純な勝利点に加えてセットコレクションの要素と個人能力による拡大再生産の能力が追加されている点にあります。

「勝利点カード」のボーナスアクションとアイコンセットコレクションが悩ましい!

勝利点カードの種類に応じて得られる能力4種類の能力をどのように伸ばして資源変換を最適化するかに頭を悩ませます。

また、勝利点ボーナスとの兼ね合いもあるためどのようにカードを集めていくのかも関わってくるため、ただ単に「勝利点カード」を早取りするだけでは勝利点が伸びないジレンマがあります。

ゲームイメージ|センチュリー:ニューワールド

場合によっては、他プレイヤーのアクションを見つつ時にはカットしなければいけない場面もあります。

今回遊んだ中では、「肉」アイコンが書かれた場所でアクションを行うと追加で「肉」を獲得できる能力を2枚持ったプレイヤーが勝利しました。スパイスロードの時もそうでしたが、単純にキューブを生み出すアクションは、カード獲得を加速させるため有利であるように感じました。

ワーカープレイスメントによってインタラクションアップ!

第1作の『センチュリー:スパイスロード』は、資源変換や獲得に関するアクションはそれぞれのプレイヤーが握っており、他プレイヤーとのインタラクションはカード獲得においてのみでしたが、本作ではアクションスペースは他プレイヤーと共通となっていることでアクションの先取りなどインタラクションのあるワーカープレイスメントゲームに仕上がっています。

そして、他プレイヤーが上書きすることによってワーカー駒が戻ってくるという点が非常に効いており、ワーカー駒の回収(実質的にはパス)をなるべく延命するために、どのアクションスペースに配置する方が回収する確率が上がるかなどの戦略も生まれてきます。

ゲームボードがペラい点は残念!

本作でメインのボードとなるゲームボードは、タイルではなく厚紙なのが残念でした。

スパイスロードでは、メタルコイン。イースタンワンダーズでは、海タイルが入っていたことを考えると少しコンポーネントが質素?と感じてしまったのは正直なところです。

なんだかんだセンチュリーシリーズの集大成!過去作と組み合わせたゲームも楽しみ!!

センチュリーシリーズのメインシステムを踏襲しつつ、集大成的な1作になっている印象を受けました。

裏を返すと、この3作目を生み出す過程のテストプレイで生まれたのが「スパイスロード」や「イースタンワンダーズ」だったのではないかとも。振り返ってみると、「センチュリー:スパイスロード」はインタラクションは少なめで物足りないような気も・・・。

今回は、「ニューワールド」のみの紹介になりますが過去作と組み合わせた「From East to West」も早く遊んでみたいところです!!

おわりに

今回は資源を変換していくワーカープレイスメントゲーム『センチュリー:ニューワールド』をご紹介しました。

第3弾にして集大成的なゲームになっています。ワーカープレイスメントゲームがお好きな方やセンチュリーシリーズの資源変換システムが好きな方は是非遊んでみてください!

ここまでお読みいただきありがとうございました!!