【ゲーム紹介】ito (イト)|相手の意図を読み取ってクリアを目指す協力カードゲーム!

パッケージ|ito (イト)

ゲーム名 ito(イト)
デザイナー 326(ナカムラミツル)
プレイ人数 2〜10人
プレイ時間 30分
対象年齢 10歳〜

『ito (イト)』ってどんなゲーム?

『ito (イト)』は、お互いの数字がどの位の値であるかを予想して遊ぶ協力カードゲームです。1つのパッケージに「クモノイト」と「アカイイト」の2つのゲームが収録されています。

どんなゲーム?|ito (イト)

「クモノイト」では、手札のカードを全て小さい順に出し切ること。「アカイイト」では、2人でペアを組んで合計値を100に近づけることがそれぞれ目標です。

イラストレーターの326(ナカムラミツル)氏がゲームデザインを手がけており、カードには326氏のイラストが贅沢に使われています。

326氏×アークライトのタッグは『タイムボム』『THE GAME オバケやしきのすうじのアクマ』に続いて今回で3回目となっています。

【ゲーム紹介】THE GAME オバケやしきのすうじのアクマ:アクマを封印する協力カードゲーム! ゲーム紹介『タイムボム』
created by Rinker
アークライト(Arclight)

『ito (イト)』のゲーム概要

価値観のズレに大笑い。 『ito (イト)』は会話が楽しい協力パーティゲームです。

1~100のカードが1人1枚ずつ配られ、「数字を口にしたらアウト!」という制限の中、 みんなでテーマに沿って自分のカードの数字を表現し合います。

協力してカードを小さい順に出して全員のカードを出し切る完全協力の「クモノイト」、 会話の中で足して100になりそうなペアを見つける協力と裏切りの「アカイイト」、 異なる2つの遊び方で楽しむことが可能。

伝わりそうで伝わらないのがもどかしくも楽しい、価値観のズレに大笑いするパーティーゲームです。 テーマについて会話をするだけのゲームなので、ボードゲームに馴染みのない人でもプレイ可能です。
(引用:Amazon

『ito (イト)』のゲーム準備

ゲームの準備|ito (イト)
注)ゲーム開始時はどちらのゲームも1枚スタートです。

「1」〜「100」の数字の中から各プレイヤーに数枚カードを配ります。

『ito (イト)』の内容物

  • ナンバーカード:100枚
  • テーマカード:50枚
  • ライフカード:2枚
  • クモノシート:1枚
  • 遊び方説明書:2枚

『ito (イト) 〜クモノイト〜』ゲームの流れ

プレイヤーは、協力して全ての手札カードを小さい順に出していきます。ゲームの流れは以下の通り。

STEP.1
テーマの決定
2つのお題が書かれた「テーマカード」から1つテーマを選びます。

#alt

ピンク色のカードは、大人向けな質問になっているみたいです。

STEP.2
手札の宣言
各プレイヤーは、「テーマカード」のテーマに沿って数字の大きさを何かに例えるとすると何であるかを考えます。各プレイヤー順番に「この手札は〜です」といった形で宣言します。

例えば、テーマが「生き物の大きさ」の場合以下のような感じで宣言します。(説明書より)

  • 「1」:ミジンコくらいのカードです
  • 「6」:アリです
  • 「59」:俺は人間の子供かなぁ
  • 「94」:僕はクジラです
  • 「100」:ダイオウイカです
STEP.3
フリートーク&カードを出す

各プレイヤーの宣言をもとに、誰からカードを出していくかを議論します。

その中で、一番小さそうなカードを持っているプレイヤーから順にカードを出していきます。

#alt

万が一、手持ちのカードよりも大きいカードが場に出てしまった場合には宣言をしてライフを1失います。ライフは「3」スタートで、「0」になったらゲームオーバー。

STEP.4
ステージクリア
全プレイヤーが手札を出すことができればステージクリアです。

#alt

ステージは1〜3まであり、ゲーム開始時の手札枚数はステージ数の数と同数です。
STEP.5
次ステージの準備
各プレイヤーに手札を配り、ライフを1回復します。

これを「勝利条件」もしくは「敗北条件」を満たすまで繰り返します。

『ito (イト) 〜クモノイト〜』の勝利条件

全3ラウンドをクリアするとゲームに勝利します。

『ito (イト) 〜クモノイト〜』の敗北条件

以下2つの条件のいずれか1つを満たすとゲームに敗北します。

  1. いずれかのプレイヤーが数字を直接的に言ってしまった時
  2. ライフポイントが「0」になった時

『ito (イト) 〜アカイイト〜』ゲームの流れ

プレイヤーは、2人ペアを作って2人のカード合計値「100」を目指します。

STEP.1
テーマの決定
「クモノイト」と同様
STEP.2
手札の宣言
「クモノイト」と同様
STEP.3
フリートーク+ペアになる

ここは、「クモノイト」とは異なり誰とペアを組むかの議論になります。

なので、他プレイヤーは敵でその中からいかに仲間を見つけ出すかという戦いに。

STEP.4
結果発表
ペアごとにカードを表向きにしてその合計値を比べます。

『ito (イト) 〜アカイイト〜』の勝利条件

2つの終了条件のどちらか満たしたプレイヤーがゲームに勝利します。

『ito (イト) 〜アカイイト〜』の終了条件

  • 100ちょうどのペアができた時
  • 5ポイント以上の人が、2人以上になった場合

『ito (イト) 』のレビュー

ワイワイ盛り上がるパーティーゲーム!

他プレイヤーの尺度・価値観を知るのが面白いゲームでした。

『クモノイト』については、ベースシステムを『ザ・マインド』を参考に作られているそうです。

『ザ・マインド』では、延々と無言でプレイし続けて手札枚数だんだんと増えて難易度レベルが上がっていくというゲームでしたが、本作はそこにストーリー性と数字のヒントをテーマカードを使って喋るルールが加えられており、これによってワイワイ楽しめるパーティーゲームになっています。

他プレイヤーの価値観を知れる面白さ!

協力してクリアするには、他プレイヤーの「手札の宣言」について尺度を探る必要があるのですが、個人的な思い入れなどによってその辺の順位付けが他の人と異なっていたりするのが面白いところです。

繰り返し遊ぶうちに、どの位のニュアンスで言っているのかの傾向性も見えてきたりするのも面白いところです。

初対面の人と遊ぶのにも良さそう!

『アカイイト』については、2人で協力しつつも他プレイヤーを出し抜く必要があるので欲しいカードを持っているプレイヤーが重複した場合には交渉が必要になります。

その辺は、お互いの得点状況などを見つつ判断する必要がありますが積極的に発言する人の方がペアを作りやすいのかなという印象は受けました。

「アカイイト」については、遊ぶシーンとしては合コンや結婚式の2次会なんかで遊んでみてもいいのかなと思ったり。他の人の尺度にツッコミを入れつつ遊ぶような感じが非常に盛り上がるのではと。

itoというタイトルは、「意図」と「糸」の2つの意味を持っているそうで、タイトルにベストマッチなゲームになっています。

『ザ・マインド』のバリアントルールっぽいけど全く違ったプレイ感!

すでに『ザ・マインド』を知っていると、そちらのゲームへのバリアントルールのように見えるかと思います。

実際にプレイしてみると、お互いのコミュニケーションの部分に重きが置かれていて全く異なったプレイ感になっています。イメージ的には数字を出し切ること<相手の意図を汲むことな感じです。

これはルール概要を聞いただけではうまく伝わらないので、実際に遊んで体験していただきたいところです。

おわりに

今回はお互いの価値観が知れる協力カードゲーム『ito (イト) 』をご紹介しました。

『ザ・マインド』の静かにプレイしなくてはいけない感じが苦手だった方は、こちらを遊んでみると良いかもしれません!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

created by Rinker
アークライト(Arclight)