ゲーム名 | ジャスト・ワン (Just One) |
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デザイナー | ルドヴィック・ルーディ ブルーノ・ソーテル |
プレイ人数 | 3〜7人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 8歳〜 |
メーカー | アークライトゲームズ |
『ジャスト・ワン』ってこんなゲーム
『ジャスト・ワン』は、回答者とヒントを出す側に別れて「ヒミツ」の言葉を正解することを目指す協力ワードゲームです。
ヒントを回答者に出す際、ヒントが同じものになってしまうと回答者に伝えることができないのが特徴です。13枚の目標カードのうち、いくつを正解することができるかの数を競います。
与えられたヒミツの言葉に対して、みんなで有力なヒントをひねり出しチームメイトの回答者にバッチり当ててもらって、高得点を狙おう!
ただ同じヒント、無効なヒントはキャンセルされるので、気をつけて。
『ドイツ年間ゲーム大賞2019』大賞受賞作!
ボードゲームの本場・ドイツの歴史あるボードゲーム賞『ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)』で2019年に大賞を受賞した作品です。
そのほか、「Dice Tower BEST PARTY GAME」「Major fun! Award」などの海外のゲーム賞を受賞している海外でも人気のパーティーゲームとなっています。
【ドイツ年間ゲーム大賞2019】『ジャストワン』が大賞、『ウイングスパン』がエキスパート大賞を受賞!
『ジャスト・ワン 完全日本語版』は2020年2月20日発売!
『ジャスト・ワン 完全日本語版』はアークライトから2月20日発売です。
【新製品】お題となるヒミツの言葉を連想するヒントを出しながら、解答者を正解に導こう!ただし、他人と同じヒントはNG。お互いの考えを想像しながらヒントを出してあげましょう。協力型パーティゲーム『ジャスト・ワン 完全日本語版』は2月20日発売予定!https://t.co/2IxGGlKydm pic.twitter.com/LSXm71hCcj
— アークライトゲームズ (@ArclightGames) January 23, 2020
『ジャスト・ワン』の内容物
- 目標カード:110枚
- イーゼル:7本
- フェルトペン:7本
- 説明書:1冊
『ジャスト・ワン』ゲームの準備
各プレイヤーに「イーゼル」と「フェルトペン」を1つずつ配ります。
最初の回答者を決め、「目標カード」13枚を場の山札にします。
『ジャスト・ワン』のルール
ゲームは、全13枚の目標カードをより多く正解することを目指します。ラウンドは以下の通り進んでいきます。
「回答者」のプレイヤーは、自分に目標カードの内容が見えないようにカードを「イーゼル」に立てます。
目標カードには5つのヒミツの言葉が書かれているので、「回答者」は「1」〜「5」の数字を宣言して今回チャレンジするヒミツの言葉を選びます。
「回答者以外」のプレイヤーは、お題から連想されるワードを考えて手元の「イーゼル」に記入します。
以下のことが禁止されています。
- お互いに相談する。
- ヒミツの言葉の「表記違い」「外国語/方言」「同系」「造語」「同音異義語」。
その際、同じヒントを出している人がいた場合には「イーゼル」をふせます。つまり回答者にヒントとして出すことができません。
同じヒントがなければ、回答者にヒントとして出すことができます。
例えば上のようにヒントで「夏」が重複してしまうと、「回答者」に見せることができるのは「かゆい」というワードのみになります。
「回答者」は、場に残っているヒントからヒミツの言葉が何であるかを当てます。自信がない場合は「スキップ」を宣言することも可能です。
「回答者」の選択の結果、以下の3つのうちいずれかになります。
- 成功:正解です。目標カードを「成功の山」に移動します。
- 失敗:不正解です。目標カードと山札の一番上の目標カードを箱にしまいます。(つまり、チャレンジできるカードが1枚減ります。)
- スキップ:目標カードを箱にしまいます。
「回答者」が左のプレイヤーに交代し、新たなラウンドをゲーム終了条件を満たすまで繰り返します。
『ジャスト・ワン』ゲームの終了と得点計算
お題カードの山札がなくった状態でラウンドが終了するとゲームが終了します。
その時の「成功」したカード枚数を計算し、スコア表に照らし合わせます。7~8枚が平均スコアのようです。
『ジャスト・ワン』のレビュー
とても遊びやすいゲーム!
とても遊びやすいワードゲームだなというのが第一印象でした。お題から想像されるワードを書く、複数のワードから連想されるお題を予想するだけの単純なゲームでルールがわかりやすく、
どんな方でも遊べるのが良いですね。ゲーム説明も数分で完了します。
大人数で遊ぶ方が盛り上がる!ニコボド的推奨人数は5人〜
今回は4人と5人で遊びましたが、5人の多い方が面白かったです。
というのも、4人プレイの場合はヒントを出すプレイヤーが3人になってしまうため、重複したヒントが発生した際のヒントが1つになってしまいます。そのため、正解するのが難しく「スキップ」を選択せざる得ない状態に。
そういったこともあり、5人以上で遊ぶのが良さそうだなと感じました。そして、人数が多い方が重複もたくさん発生するのでパーティー感のある盛り上がりすることでしょう。
勝つにはヒントのばらけ方も重要!
勝つためには、ヒントが重複せずにいかにそのものを示せるようにばらつくかも重要です。
- ヒント1: 九尾
- ヒント2: あぶらあげ
- ヒント3: 吉岡里帆
- ヒント4: うどん
この時の回答者の答えは「どん兵衛」だったのですが、正解は「きつね」でした。ヒント2~4がうどんよりのヒントになってしまった感じでした。
- ヒント1: 首
- ヒント2: ごぼう
- ヒント3: 土
この時の回答者の答えは「根っこ」で無事正解できました。
仲間の個性も見えてくる!
ラウンドが進んでいくと、仲間内のこの人はこんなヒントを出す傾向があるなという特徴やこういったヒントは苦手そうだなというような傾向がわかってきます。
より多くの正解を目指すには、そういったメンバーの特性を理解して遊ぶとより正解に近づきます。この辺も意識してプレイするとより楽しめるのではないかと思います。
『ジャスト・ワン』はこんなゲームが好きな人に遊んで欲しい
今回は、ワード連想パーティー協力ゲーム『ジャスト・ワン』をご紹介しました。
ワード系ゲームやパーティゲームがお好きな方には是非遊んでいただきたい作品です!
ここまでお読み頂きありがとうございました!!