ゲーム名 | カタカナーシ |
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ゲームデザイン | Kazuna* |
プレイ人数 | 3~8人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 7歳以上 |
メーカー | 幻冬社 |
カタカナーシはどんなゲーム?
『カタカナーシ』はカタカナ語を日本語で説明するコミュニケーションゲームです。
この説明を聞いてピンときた方はボードゲーム通でしょう。度々TVなどでも取り上げられる人気カードゲーム『ボブジテン』のリメイク作なのです。
親プレイヤーは、カタカナ語を他のプレイヤーに説明し正解してもらうことでゲームが進みます。親以外のプレイヤーは、親が何のカタカナ語を説明しているのかを考えます。
「カタカナーシ」では、プロデューサーにJelly Jelly Cafeオーナーの白坂氏が加わり、一部ルールが変更になっています。
同様にJelly Jelly Cafeプロデュースのゲーム「はぁって言うゲーム」と同じサイズのパッケージになっています。
勝利条件
最も早く終了条件を満たしたプレイヤーがゲームに勝利します。
終了条件
いずれかのプレイヤーが10点を獲得するとゲームが終了します。
内容物
- お題カード 72枚
- イベントカード 8枚
- 説明書 1部
お題カード、イベントカードの裏面には数字が書かれており、どのお題を出題するか決めるときに使います。
ゲーム準備
カードをシャッフルして山札を作り、スタートプレイヤーをじゃんけんなどで決めます。
カナカナーシのルール
スタートプレイヤーは、山札からカードを一枚めくって自分だけが見えるようにこっそり確認します
山札の一番上に示された数字と一致するお題が、スタートプレイヤーが他のプレイヤーに説明する内容になり、そのカタカナ語をカタカナ語を使わずに説明します。
上の写真の場合、「ファウル」がお題となります。
といった感じで説明をします。
回答者は早いもの勝ちで、お題のカタカナ語を回答することができます。
回答権は、1人1回のみ
お題を出したプレイヤーと正解したプレイヤーがカードをそれぞれ1枚ずつ獲得します。
カードは1枚1点となります
正解したプレイヤーが次の出題者になります。
STEP.1〜STEP.5を繰り返し、10点獲得するプレイヤーが出るまで繰り返します。
カタカナ語を使ったら
お題を出したプレイヤーがカタカナ語を使ってしまった場合、他のプレイヤーは指摘することができます。
指摘したプレイヤーは1点(出題者のお題カード)を獲得し、次の出題者になります。
正解者が出ない場合
新しいお題カードを引いて、再チャレンジします。
カタカナ語とは?
外来語、和製英語、英語の音訳に漢字を当てはめたものが該当します。
外来語 | ゲーム、チョコレートなど |
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和製英語 | サラリーマン、テレビなど |
英語の音訳に漢字を当てはめたらもの | 珈琲、煙草など |
イベントカード
『カタカナーシ』では、『ボブジテン』における「トニー」のような特殊カードがないかわりに「イベントカード」があります。
イベントカードは全4種類・各2枚ずつあり、それぞれ以下の通り。
- 単語だけで:文章ではなく、カタコトで説明します
- ラップ風に:ラッパーになりきって説明します。
- 声を出さずに:身振り手振りなどのジェスチャーや口の動きだけで説明します。
- 濁音・半濁音なしで:濁音と半濁音を使わずに説明します。
イベントカードは他のカードと同様に山札にしておき、登場した際に横に置いて通常通り手番を行います。
「ボブジテン」との違い
本家「ボブジテン」との違いは以下の2点。
カタカナーシ | ボブジテン | |
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終了条件 | 10点獲得 | お題の山札が1枚以下になった時 |
特殊カード | 外人勢がいない (イベントカード4種類) | 外人勢(トニーたち)がいる (イベントカード1種類/シリーズ) |
(他に違うところがあれば教えてください・・・)
カナカナーシのレビュー
ついついカタカナを使いたくなってしまう!
説明するときについついカタカナ語を使ってしまうので、よーく頭の中で整理してカナカナ語を説明するのがいいでしょう。(勢いで説明すると、ついついカタカナ語が飛び出します。)
特に英語の音訳に漢字を当てはめたものなんかは無意識に日本語としてつかっているものなんかもあるので要注意です。
432種類のお題と4種類のイベントカードで様々なバリエーションが楽しめる!
お題カードは72枚・432種類の大ボリュームとなっている上、イベントカードが4種類あることによって本家「ボブジテン」と比べるとより多くのバリエーションが楽しめます。
1問正解すると2点分!
ゲームに正解すると次の回答者になるので、実質的に2点分の価値があります。実質、5回正解すれば勝利なのであっという間にゲームは終了します。
出題者は均等に回ってくるわけではないので、得意な人同士での応酬になってしまったりする場合はもあるかもしれません。
そんな時は、ハンデ(得意な人の回答権は最後など)をつけて遊んだりして、バランス調整をするといいのではと思います。
おわりに
カタカナ語を日本語で説明するカードゲーム「カタカナーシ」をご紹介しました。
「ボブジテン」が好きだけど買い逃していた方などはこちらを購入してみてはいかがでしょうか。