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ゲーム紹介『カーン・オブ・カーンズ (Khan of Kahns)』

カーン・オブ・カーンズ:パッケージ

ゲーム名 カーン・オブ・カーンズ (Khan of Kahns)
デザイナー ライナー・クニツィア
人数 2~5人
時間 20分
年齢 9歳~
メーカー アークライトゲームズ

牛を集める坊主めくりファミリーゲーム!

カーン・オブ・カーンズ:ゲーム概要

『カーン・オブ・カーンズ』は、神話世界グローランサ(『ルーンクエスト』『ドラゴンパス』などど同じ世界観)にある、プラックス平原の部族長カーンとなり、より多くの牛を集めることを目指します。

ゲームは、手番でカードを10箇所の山札のうち1箇所から1枚めくってその支持に従うことで進みます。

ゲームデザイナーは『ラー』や『チグリス・ユーフラテス』など様々なゲームデザインを手がけるライナー・クニツィア氏です。


参考
【ライナー・クニツィア氏】ゲームデザインをする時に大切なこと(When you design a game…) : ニコボド | ニコのボードゲーム日記

勝利条件

ゲーム終了時、最も多くの牛を持っているプレイヤーがゲームに勝利します。

終了条件

全てのカードが場からなくなると、ゲームが終了します。

ゲームの準備

カーン・オブ・カーンズ:ゲームの準備

中央にゲームボードと10箇所分の山札を準備します。

カーン・オブ・カーンズ:プレイヤーに配られるもの

各プレイヤーには、3つの囲いタイルとキャラクターカードを配ります。キャラクターカードにはそれぞれユニークな特殊能力が書かれています。

カーン・オブ・カーンズ:初期セットアップ

自分が使用したキャラクターは、2回まで「敵性魔法」に耐えることのできる能力でした。その他いろいろあります。「敵性魔法」については、カード構成をご参照ください。

カード構成

カーン・オブ・カーンズ:カード構成

各山札は9枚ずつで構成されています。このうち8枚は共通で、1枚は地域毎に異なります。

共通の8枚のカードは、以下のようになっています。

  • 捕獲!(牛の群れ):「20」「50」「50」「100」
  • ワーハの祝福:他プレイヤーから「捕獲!」を1枚奪う
  • 敵性魔法:自分の場の「捕獲!」を全て捨て札にする
  • 部族の代表戦士:「敵性魔法」を無効化する
  • 群れの暴走!:自分の場の最も数字の大きい「捕獲!」を1枚捨て札にする。

手番でやること

カーン・オブ・カーンズ:手番でやること

手番では、場の10箇所の山札からカードを1枚引きます。

「捕獲!」カードの場合、自分の場に配置。それ以外の場合は、カード効果を適用します。

柵を使う

カーン・オブ・カーンズ:柵を使う

手番では、カードを引くかわりに「柵」を使用して今までに獲得した牛カードを囲い込むことができます。これによって、カード効果などによって「捕獲!」が奪われることはありません。

これを場のカードがなくなるまで繰り返し、最も牛の数の多いプレイヤーがゲームに勝利します。

実際に遊んでみて

カードのめくり運と妨害に一喜一憂するファミリーゲームでした。

各山札に含まれるカードは、1枚を除いて同じであるため、ある程度他プレイヤーのめくった結果を覚えていれば目的のカードや妨害系のカードが山札にのこっている確率を見通すことができます。

とはいえ10箇所全てを覚えるのは難しく、自分の近くにある山札数カ所を覚えるので精一杯でした。

カーン・オブ・カーンズ:ゲーム終了時の様子
▲ゲーム終了時の様子

「100」の捕獲!カードを獲得しても、自分の場にある限りは他のプレイヤーが「ワーハの祝福」を使用して奪ってしまうため、可能な限り柵で囲い込むのが良いかと思います。しかし、そこはついつい欲が出てしまうところでもあり、各プレイヤーの個性が出ます。

今回、各キャラクターの能力詳細は説明しませんでしたがプレイ毎に違ったキャラクターを使うことになるため、遊ぶたびに違った戦略が楽しめるのも良さそうです。

おわりに

今回は、ライナー・クニツィア氏の坊主めくりゲーム『カーン・オブ・カーンズ』をご紹介しました。

坊主めくりゲームやチキンレースなどがお好きな方に遊んで頂きたいファミリーゲームです。