今回は、オススメの2人用ボードゲームをご紹介します!!今まで2人専用ボードゲームを80種類以上遊んだ中から厳選しました。
2人でできるゲームを探しているのであれば【2人専用ボードゲーム】がおすすめ!
2人専用ゲームの良いところは、常にベストなプレイ人数で遊べるというところと誰かもう1人誘えば遊べるという点にあります。
ボードゲームは、何人で遊ぶかによって面白さが変化します。というのも、遊ぶ人数によって使うコンポーネントの数など違うことも多く、ゲームバランスが変わったりプレイ時間が変わったりと様々な変動要素があるわけです。
世界最大級のボードゲームデータベースサイト・Board Game Geekには、ユーザーがおすすめのプレイ人数を投稿する機能があり、ゲーム毎に何人で遊ぶのがベストなのかを見ることができます。コアなボードゲーマーは、何人で遊ぶかチェックしてベストなプレイ人数で遊ぶとか。
というわけで、2人専用ゲームは2人以外で遊ぶ選択肢はないので、常に最高の状態で遊べるわけなんです!!
さらに、2人用ボードゲームは自分以外にもう一人誘えば遊べるため、遊ぶにあたってのハードルが非常に低いです!場合によっては、3〜4人集めるのもの大変だったりする場合もありますよね。
前おきが長くなりましたが、今回ご紹介するゲームはどれも相手との駆け引きがアツいゲームばかりです。相手の出方をみつつどう動くか、どの手を打つのかなど考える必要があり、パーティーゲームなどとは違ったボードゲームの一面を楽しめますよ!
【2023年版】1600種類以上遊んだ中から厳選!人気&おすすめボードゲームランキング
初心者向け!定番の傑作2人用ボードゲーム5作品!!
クアルト!
おしゃれな木の駒が目を惹く四目並べです。主な特徴は2つ。
勝利条件が4種類あることと、配置する駒は自分で選べないという点があります。
「高さ」「形」「穴の有無」「色」の4つのうちいずれか1つを4つ揃えると勝ち。手番では駒を1つ配置するだけなのですが、どの駒かは相手が選びます。
そのため、相手が勝利条件を満たさないように相手に駒を渡すところに頭を悩ませます。家にインテリアとして置いても良いゲームです。
バトルライン
9箇所で旗を取り合うバトルゲームです。交互に数字カードを場に出していき、3枚のカードの組み合わせがそれぞれ完成した時にどちらの組み合わせが強いかを競います。
カードの組み合わせはポーカーに似ており、同じ色のカードや連続する数字のカードの組み合わせで役が完成します。
手持ちのカードは常に6枚で、カードを1枚出すと新しくカードが補充されます。手持ちのカードと相手の出したカードから、残りのカードを推測して各列でどのセットを完成させるかの戦略を立てるのが悩ましいです。
運と戦略のバランスが絶妙なゲームで、手に汗握る接戦が繰り広げられる名作です。
ガイスター
オバケを取り合うチェスのようなゲームです。
互いに手元に「良いオバケ」と「悪いオバケ」を4つずつ持っており、相手に見えないように駒を配置します。手番では、将棋と同じように駒を1歩進めるだけ。
駒を進めた先に相手の駒があれば獲得することができるシンプルなルール。
そして、獲得したオバケの種類が勝利条件に影響するのですが、獲得するまで「良いオバケ」なのか「悪いオバケ」なのかがわからないので、獲得するたびに緊張が走ります。
- 「良いオバケ」を相手の角へ進める
- 相手の「良いオバケ」を4つ獲得
- 自分の「悪いオバケ」を4つ取らせる
相手の進めてくるオバケがどちらのオバケなのか、どの駒を進めるべきでどの駒を取るべきかの悩ましい心理戦が楽しめます。
ゴブレットゴブラーズ
ゴブレットの形をした駒を3×3のマス目に配置する3目並べです。ルールは○×ゲームと同じで、自分の色の駒を3つ揃えると勝ちます。
ゲームで使用するゴブレットの駒が大・中・小の3種類あるのが特徴で、それぞれ2個ずつ(合計6個)を持ってゲームがスタート。
大ゴブレットは中と小ゴブレットの上から被せて置くことができ、中ゴブレットは小ゴブレットの上から被せて置くことができます。
つまり、相手の配置した場所を上書きすることができるので一筋縄ではいかない展開が繰り広げられます。
さらに、すでに配置してあるゴブレットを動かすことも可能なので、中に入っているゴブレットを考えて駒を動かす必要があり、勝つには記憶力なども必要。深みのある○×ゲームが楽しめます。
ブロックスデュオ
テトリスに登場するような様々な形のピースの角と角をつなげていく陣取りゲームです。相手の進路を塞ぎつつ、自分のエリアの拡大を狙います。
手持ちのピースを全て置ききれば勝ちで、なかなか全てを置くのが難しいゲームで、全て置ききれたときや、残りのマスがぴったり一致したときはとても気持ちいいです!(ただしほとんどない)
Amazonのボードゲームランキングで常に上位のベストセラーボードゲーム『ブロックス』を2人専用にしたもの。プレイ感はそのままに熾烈な争いが展開されます。
番外編1:ふたりの絆が深まる2人用協力ボードゲーム
コードネーム:デュエット
『コードネーム:デュエット』では、プレイヤーはスパイとなってコードネームを持った仲間を探し出すことを目指す協力ゲームです。
相手にキーワードを満たすカードが何枚あるのかを伝え、受け取ったプレイヤーはそれを推測していきます。
2016年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞した『コードネーム』のスピンオフ作で、基本システムはそのままに相手とコミュニケーションをうまく取って正解を目指します。
すこしゲームに慣れてきたら遊んで欲しい!戦略も大事な2人用ボードゲーム6作品!!
ジャイプル
商人になって、様々な交易品を集めるゲーム。場に並んだカードを獲得して、手札に集まったカードを売却すること得点を獲得します。
全6種類の交易品はそれぞれ価値が異なっており、レア物のカードを早く売却するほど高得点を獲得することができます。
場に並んだカードは、1枚獲得する他に手札のカードから出した分の枚数のカードと交換できるのが特徴です。カードのめくり運に左右されるものの、うまくそれらをかっさらって高得点な交易品を集めていきます。
Tokyo Highway
東京を舞台に高速道路を完成させて手持ちの自動車を全て置き切ることを目指します。
灰色の道路にビビッドな色の自動車駒が映えるゲームで、高速道路の立体交差具合はゲーム終了時に思わず写真を撮りたくなります。
自動車の駒は高速道路を空中でクロスさせると配置することができ、段々と高速道路が折り重なっていくのが特徴です。ゲーム終盤は、かなりギリギリのせめぎ合いになりあわやバランスゲームの様相も呈します。
道を分岐することができるジャンクション駒がポイントで、どのタイミングでジャンクションを配置するのかが勝負の鍵を握ります。
ゲーム紹介『トーキョーハイウェイ (TOKYO HIGHWAY)』
ロストシティ
遺跡を探索するカードゲーム。全5色のカードで構成されていて、それぞれ数字を小さい順に並べて場に出していく必要があります。
相手よりも多くの得点を稼ぐことができればその財宝を獲得するというテーマ。
理想的には数字をうまく1刻みで出していきたいのですが、手札のめぐりから思うようには運びません。その中で、いかに思い切って数字を飛ばして出していくかの判断力が求められます。
花見小路
京都の花見小路を舞台に芸者さんを囲い込むことを目指します。手番は4種類のアクションタイルによって決定されます。
相手へカードを渡す必要があるため、自分の手札と常に相談しながらカードを出していく必要があります。
さらに得点の高い芸者を取るためのカードは、その得点と同じ枚数が存在しているため限られた手番でどこの芸者で多数を獲得するかを考えるのが楽しいゲームです。
ザ・ゲーム:フェイストゥフェイス
協力カードゲーム『ザ・ゲーム』を2人用にスピンオフさせた作品。本作では対戦ゲームにアレンジされており、1〜60のカードを全て出し切ることを目指します。
カードは、小さい順に出す場所と大きい順に出す場所の2箇所。さらに、手番では1枚だけ相手プレイヤーの場所にも出すことができます。
ただし、相手のサポートになってしまうので自分の手札が厳しい時などに、これをうまく利用してカードを出し切れるように手札のカードをコントロールします。
【ゲーム紹介】ザ・ゲーム:フェイス・トゥ・フェイス (The Game: Face to Face)
タギロン(たぎる論理)
相手の持っている5つの数字の色のタイルを当てることを狙う推理論理ゲームです。
お互いに質問を投げかけあい、相手の数字の合計値や色などの情報を確認。
それらと自分の手持ち情報とを掛け合わせて相手の持っているタイルが何であるかを予想します。どの質問文を選ぶのかが非常にポイントとなっています。
番外編2:体を動かしたくなったら遊ぶべきな2人用ゲーム!
KLASK
相手のゴールに玉を入れることを目指すホッケーゲーム。
お邪魔磁石が2つくっついてしまうと相手の得点になってしまうので、うまくそれらをかわしながら得点を狙います。
ボードゲームというよりもスポーツに近く、ショットの精度や動体視力などが求められます。今年日本選手権も開催され、今一番アツい2人用ゲームです。
【ゲーム紹介】KLASK(クラスク)|相手のゴールを狙ってボールを打ち合う2人用テーブルホッケー!
ゲーマーだったら遊んで欲しい!やりこみ要素のある2人用ボードゲーム!!
パッチワーク
キルト生地を集めて個人ボードに配置していくタイル配置ゲームです。個人ボードを埋めきらないと失点になってしまうためうまくタイルを獲得していく必要があります。
さらに、タイルの獲得にはお金(ボタン)が必要となっており、お金の収入を上げるタイルを獲得しつつゲームを進める必要があります。
一度のプレイでは、独特のプレイ感になれるのが難しく猛者同士でやるとパスの応酬が展開されるほどのやり込みゲームです。アプリ版もリリースされていて、そちらでは世界中のパッチワーカーと対戦することができます!!
タルギ
砂漠の民を率いて繁栄を目指すワーカープレイスメントゲームです。
3×3のマス目の外周に3個のワーカーを配置して、ワーカーの配置した列・行が交差した箇所のアクションを行うことができます。
目まぐるしく変化する盤上のアクションのその場その場でのアクション選択が楽しいゲームです。
世界の七不思議:デュエル
文明を作り上げるカードゲーム『世界の七不思議』を2人用ゲームにアレンジした作品。
プレイヤーは「勝利点」「軍事」「文明」の3つのパラメーターを上げながら3世代にわたってカードを場から獲得していきます。
最大の特徴は、場に配置されているカードが表向きのものと裏向きのものが一定のパターンで並んでいるという点。
カードの上に配置されているカードを獲得すると裏向きのカードが公開される仕組みとなっており、3つの勝利条件のどれを相手が狙っているのかを見越してブロックする動きなども取る必要があります。表向きのカードをどの順番で獲得していくかの戦略がアツいゲームです。
イムホテップ:デュエル
4種類のモニュメントの完成度を競い合うワーカープレイスメント&セットコレクションゲーム。
3x3のマス目にワーカーを配置して、船に乗った積荷を獲得していきます。製作するモニュメントは全部で4種類あり、相手の出方を伺いつつより高い勝利点を獲得できるように遺跡を完成させていくことを目指します。
2016年にドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた『イムホテップ』を2人用ゲームにアレンジした作品で、2人用ゲームのゲーム賞「Du Ali」で2019年に大賞を受賞しています。
意図した通りに船を出港させて、タイルを取れるかどうかドキドキしながら1手1手を打つ楽しさがあるゲームです。(※残念ながら国内流通していません。)
横浜紳商伝デュエル
プレイヤーは明治時代の横浜の商人となって、商売を成功させることを目指します。
手番では、場にあるアクションスペースにワーカーを配置していきます。各場所には商館を建てることができ、それによってアクションのパワーアップやワーカーを成長させることも可能。
1つの場所には1つのワーカーしか配置できないためどの順番で各アクションを行なっていくかの戦略と相手とのせめぎ合いがアツいゲームです。
世界最大級のボードゲームサイトBoard Game Geekのランキングで100位以内にランクインしているゲーム『横濱紳商伝(YOKOHAMA)』の世界観をそのままに、2人用ワーカープレイスメントゲームになっています。
おわりに
今回は、数多くの2人用ゲームを遊んできた中でサイコーだと思ったとっておきのゲームを紹介しました。
もしまだ遊んだことのないゲームがあれば、是非遊んでみてください!ここまでお読み頂きありがとうございました!!