(出典:Board Game Geek)
ゲーム名 | マイルストーン(Capital) |
---|---|
メーカー | Granna (2016) |
ゲームデザイナー | Filip Miłuński |
人数 | 2~4人 |
時間 | 45~60分 |
年齢 | 10歳~ |
ゲームについて
ポーランドの首都である「ワルシャワ」の市長となり、6世代に渡って街を発展させるタイルゲームです。
ゲームデザイナーは、Filip Miłuński氏です。代表作は、『CV-履歴書-』や『マグナム・サル』などです。
出版社は、ポーランドに拠点をおくGRANNAです。ファミリーゲームを多く発売しています。
ゲームの目的
より多くの得点を稼ぐことを目指します。
勝利条件
ゲーム終了時、最も得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。
ゲーム終了条件
6ラウンド目が終了すると、ゲームが終了します。
ゲームの準備
- ゲームボードを中央に配置して、タイルや得点マーカーを配置します。タイルには数字が書かれおり、それぞれ世代を表しています。ラウンドと世代の数は一致しているので、下の写真の左のタイルから使用していきます。
ゲームボード周辺のセットアップ - 各プレイヤーに、初期タイル,サマリータイル,6コインを配ります。
タイルについて
タイルは、通常建物タイルと特殊建物タイルの2種類があります。
通常建物タイル
通常建物タイルは、様々な種類の建物が色分けして描かれています。
特殊建物タイル
特殊建物タイルは、得点計算時などに加算する効果などが記載されています。
ゲームの流れ
各ラウンドで、【建築フェイズ】と【収入フェイズ】の2つを行います。
建築フェイズ
ラウンド開始時、各プレイヤーに4枚のタイルを配ります。
手番で行うことは、【1. タイルを選ぶ】、【2. タイルを配置/破棄する】の2つです。手番は各プレイヤー同時に行い、この処理を4回行うと建築フェイズが終了します。
1.タイルを選ぶ
タイルを1枚選び、左隣のプレイヤーに回します。
2-1.タイルを配置する
タイルの左上に書かれたコストを支払い、タイルを自分の場に配置します。
配置する際に、回転することは可能です。ただし、すでにあるタイルと辺が接している必要があります。最大3×4になるように配置します。
2-2.タイルを破棄する
タイルを破棄する場合、銀行から3コインをもらいます。
収入フェイズ
収入フェイズでは、得点やお金、ボーナスタイルが手に入ります。
収入フェイズは、各タイルの種類毎に行います。
施設名 | 収入 |
---|---|
公園 | 公園を1つ選び、そこに隣接している住宅地のエリア毎に勝利点を獲得します。 |
商業施設 | 全ての商業施設に隣接している住宅地のエリア毎にお金を獲得します。 |
文化施設 | 全ての文化施設に記載されている得点を獲得します。 |
産業施設 | 全ての産業施設に記載されているお金を獲得します。 |
交通機関 | 交通機関毎に2点を獲得します。 |
特殊タイル | タイルの効果による得点やお金を獲得します。 |
これを6ラウンドまで繰り返すと、ゲームが終了します。
戦争の処理
3ラウンド目と4ラウンド目の【収入フェイズ】のとき、第一次世界大戦と第二次世界大戦が勃発します。
これにより、既に配置したタイルを破棄しなければいけません。(3ラウンド目:1枚、4ラウンド目;2枚)
そのため、計画的な都市計画が求められます。
内箱について
このゲームの内箱は、ぴったりと収納ができるつくりになっています。駒の収納については、初めて見るアイデアでした。
おわりに
色鮮彩やかな街が完成していく様を見つつ考えるのは面白いです。途中、戦争などが発生してタイルを破棄しなければいけないので、どの収入源を断つのかなどの決断が求められます。
各建物の特殊効果は本当に様々なので、うまく得点が伸びるように活かして配置する必要もあります。
ドラフトするタイルゲームって珍しいはな気がするので、一度遊んでみるといいかもしれません。そいではまた〜
お気に入り度:★★★☆☆ (6/10)