ゲーム名 | ドリアン (DURIAN) |
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作者 | 上杉真人 |
人数 | 2~7人 |
時間 | 20分 |
年齢 | 7歳~ |
メーカー | オインクゲームズ |
好きなフルーツはなんですか?
定番といえば、「イチゴ🍓」「バナナ🍌」「ブドウ🍇」「ドリアン」ですよね。
「ドリアン」ってトゲトゲしててクセは強いけど、なんといっても果物の王様ですからね‼️
というわけで、今回はオインクゲームズ「ゲームマーケット2020春」の新作ゲーム『ドリアン』をご紹介します。
『ドリアン』ってこんなゲーム
ドリアンは、フルーツ店の店員としてフルーツの注文を受けていくバースト系ゲームです。
今日もジャングルのフルーツショップは大にぎわい。店員たちは忙しすぎて、入荷した箱をすべては確認しないまま注文を受け付けはじめてしまいます。自分が見ていない箱も他の店員が見ているからきっと大丈夫。でもそのうち調子に乗りすぎて、入荷した以上に注文をとってしまうことに・・・ そんなとき誰かがベルを鳴らしたら、店長ゴリラが飛んでくる!もしも過剰注文がバレたら・・・ああ、怖すぎて言葉にならない! 呼ばれてないのにやってくる、近所のいたずらゴリラ3兄弟にも気をつけて!
(引用:ドリアン – Oink Games)
各店員はそれぞれフルーツを仕入れているのですが、それ以上にフルーツを受注してしまいます。そんなうっかり者の店員を見つけたら、ベルでゴリラ🦍店長を呼んで告発します。
うっかり者店員は、ゴリラ店長に怒られます。ただし、事実無根の告発をすると告発したプレイヤーが怒り💢をかってしまうのです。
『ペーパーテイルズ』『ボルカルス』『ダンジョンオブマンダム』作者の新作ゲーム!!
ゲームデザイナーは、上杉真人氏。過去に手がけた作品としては、『Paper Tales』『ボルカルス』『ダンジョンオブマンダムⅧ』などがあります。
オインクゲームズとのタッグは、『ダンジョンオブマンダムⅧ』以来となります。
『ドリアン』の内容物
- フルーツカード:28枚
- いたずらゴリラカード:3枚
- 注文ボード:1枚
- カードスタンド:7台
- 店長の怒りチップ:7枚
- ハンドベル:1個
- 遊び方説明書
『ドリアン』のゲーム準備
各プレイヤーに「カードスタンド」と「カード」を1枚配ります。
「フルーツカード」は、自分だけが見えないように配置をします。
場の中央には「店長の怒りチップ」「注文ボード」「ハンドベル」を配置します。
『ドリアン』のルール
『ドリアン』のゲーム勝利条件
ゲーム終了時、「店長の怒りチップ」の数字の合計が小さいプレイヤーがゲームに勝利します。
『ドリアン』の終了条件
いずれかのプレイヤーの「店長の怒りチップ」の合計が、7ポイント以上になるとゲームが終了します。
手番のプレイヤーは「A. 注文を取る」か「B. 店長を呼ぶ」のどちらかのアクションを選びます。
A. 注文を取る
山札からカードを1枚引いて、注文エリアにカードを配置します。
カードには2つのフルーツが描かれており、右側に配置されたフルーツが受注したことになります。
場にあるフルーツの数を超えないように「A. 注文を取る」をおこなう必要があります。
ゲームに登場するフルーツは「イチゴ🍓」「バナナ🍌」「ブドウ🍇」「ドリアン」の全4種類(フルーツの数は「1」〜「3」)。
フルーツの数は、「イチゴ🍓」>「バナナ🍌」=「ブドウ🍇」>「ドリアン」という構成になっているので自分のカードを予想する際のヒントにしましょう。
B. 店長を呼ぶ
過剰受注をしている店員がいると思った時は、「ハンドベル」を鳴らしてゴリラ🦍店長を呼びます。
その後、すべてのプレイヤーのカードを公開して各フルーツの「仕入数」と「受注数」を比べます。
- 仕入数≧受注数の場合:「店長を呼ぶ」を選んだプレイヤーが「店長の怒りチップ」を受け取ります。
- 仕入数<受注数の場合:前の手番で「注文を取る」を選んだプレイヤーが「店長の怒りチップ」を受け取ります。
「店長の怒りチップ」は「1」〜「7」の数字になっており、ゲームが進むにつれて失点が大きくなっていきます。
ゴリラカード
ゲームには「いたずらゴリラカード」が3枚あり、「ゲーム準備時」もしくは「A. 注文を取る」に山札からめくられ、それぞれ別の効果を持っています。
「ゲーム準備」時
それぞれ以下の効果が「B. 店長を呼ぶ」をおこなったあとのカード確認時に適用されます。
「A. 注文を取る」時
配置済みのフルーツカードの左右を反転します。
『ドリアン』のゲーム終了
いずれかのプレイヤーの受け取った「店長の怒りチップ」が7ポイント以上になった際、ゲームが終了します。
その際、最も「店長の怒りチップ」の合計値の低いプレイヤーがゲームに勝利します。
『ドリアン』のレビュー
自分のカードが見えない中で予想するのにドキドキ!
自分のカードが見えない中での、注文カードの配置には緊張感があります。他プレイヤーのフルーツ配置から、自分のカードを予想しますが他プレイヤーがブラフをかけてくる場合も。この辺りのプレイ感は「コヨーテ」にも少し似ているかと思います。
「いたずらゴリラカード」がいいアクセントに
「いたずらゴリラカード」が自分の手元にある場合、周りの動きが予測不能の動きになります。そう感じた時は3種類のゴリラのどれが手元にあるのかを予想する必要があります。それを見極められればゲームを有利に進められる場合もあり、ゲームの良いアクセントになっているなと思いました。
この辺の効果は人数が多い方が効果適用範囲が大きくなるため盛り上がりそうです。
「店長の怒りチップ」のポイントが上がっていくため、緊張感が高まる!
失点が段々と上がっていく仕組みによって、プレイの緊張感も高まっていくという点も特徴です。
一発でゲーム終了となってしまい解雇(7点)になる可能性があるため、非常に緊張感のあるプレイングになっていきます。ゲーム後半ほど気が抜けません。
コンポーネントが素敵!&7人プレイ対応が魅力!!
「ハンドベル」や「木製カードスタンド」などユニークなコンポーネント類が入っており、¥2,200(税別)のお値段以上の満足感がありました。
プレイ人数は2〜7人と幅広い人数に対応している上、ルールも非常にわかりやすいためどんなシーンでも出しやすいゲームになっていると感じました。
おわりに
今回は、オインクゲームズの「ゲームマーケット2020春」の新作ゲーム『ドリアン』をご紹介しました。大人数で遊ぶ機会が多い方や、ゴリラテーマが好きな方にオススメのファミリーゲームです!
▲公式サイトではおしゃれなステッカーなども販売されてます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。オインクゲームズの公式サイトで先行販売中なので気になった方は要チェックです!!
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