今回は、Simple Quick Fun Gamesのチーム戦のイマジネーションゲーム『ミューズ (Muse)』をご紹介します。
ゲーム概要
「ミューズ (Muse)」は、仲間のプレイヤーが出すヒントから正解のイラストを探し当てるチーム戦対戦ゲームです。
2つのチームに別れ、出題側と解答側に別れます。そして、解答側の代表者は仲間にヒントを出す役割を果たします。他のメンバーはこれを元にどれが正解のイラストカードであるかを考えます。
勝利条件
5枚のカードを正解したチームがゲームに勝利します。
終了条件
どちらかのチームが勝利条件を満たすとゲームが終了します。
ルール概要
出題側チームは問題を考える!
ラウンド開始時、6枚のイラストカード(マスターピースカード)と2枚のインスピレーションカードを確認し、1枚ずつ選んで相手チームに渡します。
解答側チームの代表者がヒントを考える!
相手チームの代表者は、受け取ったイラストカードをインスピレーションカードに指示された通り、仲間に伝える言葉を考えます。
具体的には、上の写真のようなインスピレーションカードが渡されます。今回のカードでは「ノンフィクションの道具の名前を挙げる。」「ノンフィクションの昆虫の名前を挙げる。」の2枚でした。
出題者側は、6枚のカードからミスリーディングを招きそうなイラストカードとインスピレーションカードを選択することになります。
解答側チームは、答えを考える!
答える側のチームは、仲間のヒントを元にどれが正解のイラストカードであるかを考えます。
上の写真の通り、全6枚が並びヒントを出した人はこの時全6枚のイラストを初めて見ます。今回の場合のヒントは「地下鉄」でした。
仲間プレイヤーは相談しながら考えるわけですが、深読みしすぎてしまったり仲間同士の感性が違っていたりしてあーでもないこーでもないとなります。
出題側と解答側を交互に交代しながら、どちらかのチームが5問正解するまで行います。遊んだ限りでは、全然お互い正解できずどちらかのチームが正解したら終了という感じで遊びました。
実際に遊んでみて
出題者側は、いかにミスを誘うお題を選ぶようカードを選ぶかを考えるのが楽しい。解答者側は、ヒントを出した人の心の内を探り探り正解を探すのが楽しいゲームでした。
ヒントを出す側としては、即答できるヒントを選べずすまん!という感じにはなります(笑)
6枚のたくさんのカードが出てきた時に、自分だったらどのワードを選ぶか考えつつ仲間とすり合わせをして正解を導き出すわけです。
イラストからのイマジネーションというポイントでいえば「ディクシット(Dixit)」や「適当なカンケイ」なんかに近い部分があります。ただ、本作ではそのイマジネーションを1つのチームの答えとして帰着させる必要があるという点が特徴的です。他2つは、俺の感性こんなだぜ!っていう価値観丸出しという個人プレーとは若干プレイ感は異なります。
その辺のチーム内でのすり合わせの部分をどう感じるかで楽しさが変わるかなと思います。
おわりに
今回はイラストイマジネーション系チーム戦のゲーム「ミューズ」をご紹介しました。
イラストから想像を膨らますのが好きな方は遊んでみてはいかがでしょう。
ゲーム詳細
ゲーム名 | Muse |
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デザイナー | Jordan Sorenson |
プレイ人数 | 2〜12人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 10歳~ |
メーカー | Quick Simple Fun Games |