2022年に遊んだボードゲームの中から「本当に遊んで面白かったボードゲーム」15作を厳選してご紹介します。最後に、毎年発表している『ニコボドゲーム賞2022』も発表します✨
面白かったボードゲーム発表の前に、どんなボードゲームライフだったかを振り返ります。
2022年は500種類のゲームを遊んだ1年
勝手に掲げていた目標はボードゲームのプレイログをちゃんとつけるだったのですが、無事に達成することができました。
プレイログは「Board Game Stats」を利用しているのですが、9月にWEB上でボードゲームを遊べるプラットフォーム「Board Game Arena」と「Yucata」のプレイログを読み込めるようになったので、漏れなく記録できるようになったのも大きいです。
BG Stats(@BGStatsApp)のアップデートで「BGA」と「Yucata」のプレイログがインポートできるようになった〜凄すぎぃ✨🤣
2014年のログとか貴重すぎてありがたい〜 pic.twitter.com/5fJyLl5MSr— ニコ (@ikoan_kfa) September 27, 2022
結果として、500種類のゲームを遊ぶことができた1年でした。プレイ回数は776回だったみたいです。
プレイ数が増えた要因としては、翻訳しやすい環境が整い、「Tabletopia」などを中心に雑訳を作って遊ぶ機会が増えたことと、息子が5歳に到達したので遊べるボードゲームの種類が増えたのも影響していそうです☺️
ゲーマー度チェックで全ゲームプレイ済みになった!
毎年の12月の楽しみ「日本版The One Hundred」にランクインしたゲームにチェックをつける「ゲーマー度チェック」で、全ゲームをプレイ済みにすることができました!
2022年のゲーマー度:173 プレイ済:102 所有済71 でした。
遂に、全ゲームプレイ済みになったー😂
いつも一緒に遊んで下さる皆様に感謝です✨
https://t.co/zSzyKqv68R #TheOneHundredJP2022— ニコ (@ikoan_kfa) December 31, 2022
毎年完全制覇したいなと思っていたのですが、今年は結果が発表された時点での残りが数ゲームが未プレイでした(例年10〜15ゲームくらい)。
もうちょっとで達成できそうな状況だったので、未プレイゲームを購入したり遊ぶ機会があるときにランクインしたゲームを一緒に遊んでいただき、年内に念願のゲーマー度プレイ済コンプリートを達成することができました!わーい🤗
そんなわけで、2022年に遊んだ500ゲームの中から本当に面白かったボードゲームをご紹介していきます!個人ツイートの引用多めですが、最後までお読みいただければ嬉しいです✨
1. メトロポリィス
『メトロポリィス』
建物を建てていく競りゲーム。
目標カードによって各プレイヤーのエリア価値が異なって値付けに差が出てくるのが面白いぃ❗️
隣接エリアを絞って自分だけが競り落とせる独占状態を作り込んだりできるのも良いぃ‼️
積んでたので遊べて嬉しかったし、色々サイコーだった☺️#nicobg22 pic.twitter.com/tZHiZj0VPG— ニコ (@ikoan_kfa) July 15, 2022
ブラス白黒のリメイクを手がけたRoxleyによるリメイク版『Skyrise』がどんな感じに仕上がるのかが楽しみな2023年です‼️(全コンポーネント入りでKickした)
2. ペルガモン
『ペルガモン 第2版』
考古学者として資金を獲得▶︎発掘▶︎美術館に展示するゲーム。もらえるお金と掘り下げレベルの選択ジレンマがめちゃ悩ましくて最高✨
タイミングよく古い年代のものをたくさんピックできると有利そう。選択と集中をしつつ、お金のガチャ要素なんかもあって面白い〜#nicobg22 pic.twitter.com/RNtZDL5TBk— ニコ (@ikoan_kfa) August 16, 2022
日本流通時には、結構な値段で投げ売りされていたと噂を聞く『ペルガモン』が帰ってきた。手番&資金の競りのシステムが独特で現代でも通じるいい感じのインタラクションを演出しています。本当にいいゲームなので、2023年も定期的に遊んでいきたい✨
3. 宝石の煌き:デュエル
『宝石の煌き:デュエル』
宝石商になろう系2人用ゲーム💎カードに特殊能力がついたり、貴重度の高いパールが追加に。
何を取るかの多様性が増えたし、インタラクションマシx2に。手なりでカード取りは減って、何を取るのかのヒリヒリした展開が最高に楽しい✨こいつぁ鉄板2人用ゲームだ‼️ #nicobg22 pic.twitter.com/jhtbxaZeg8— ニコ (@ikoan_kfa) December 28, 2022
宝石チップを補充すると相手が有利になってしまうので、そこの睨み合いも良いですね。何度、パールの手に入らなさに悶絶したかがわかりません。もっともっと遊びたいぞ〜。2人用ゲームの今年No1✨
4. マイファーストカルカソンヌ
道を完成させたら手元のコマを置ける。コマを置き切ったら勝ちのゲーム。
そうそう、このくらいの単純さでタイル配置ゲームはいいのよ!っていう程よい軽さで5歳児と遊ぶにはベストマッチなマイファースト系ゲーム。
イラストも本当に可愛らしくて、再販されたら絶対に買いたいキッズボードゲーム!!
5. スカイマイン
『スカイマイン』
宇宙開拓するモンバサのリメイク。2つの個人トラック、4つの株価トラックを伸ばして得点獲得✨
裏面ボードは、ネットワーク構築の要素が追加され、ボード上で頻繁に発生する陣取りが覆しづらい設計になっていてより面白い🤣モンバサ好きはマストバイだし、まじおすすめ‼️#nicobg22 pic.twitter.com/3ndvn93c4s— ニコ (@ikoan_kfa) September 17, 2022
過去作「モンバサ」での6種トラックの取り合いの
面白さをそのままに、土地のひっくり返し合いを少し控えめにしたアレンジ最高です✨ Deep Print Gamesの記事も書きましたので、よろしければどうぞ❗️
6. GOLD
『GOLD』
クニツィア流神経衰弱✨2枚めくって自分のキャラの数字が金塊を の数字を上回ればゲット!時々キャラ同士のバトルとダイナマイト爆破🧨なんかもあって、めちゃ楽しい‼️
こんなシンプルで面白いゲームを思いつけるクニツィア先生天才かな?ってなった🤣まじで欲しすぎるぅ #nicobg22 pic.twitter.com/sE0ycFEhaW— ニコ (@ikoan_kfa) October 8, 2022
一番好きなところは、金鉱堀りが出るとおじさん同士で殴り合いが発生して数字が小さいおじさんが退場するシステムが本当に好きで、ゲラゲラいつも笑っちゃうやつです。本当に箱もコンパクトなので、いつも持ち歩いているゲームです。
7. マイシェルフ
『マイシェルフ』
BGAで散々遊んだけど、リアルでやってもやっぱり面白いぃ‼️
得点が最大化するように多くの枚数を取るのが楽しい。黄色タイルのボードゲームイラストも可愛くて良き良き✨
シェルフに落とすアナログ感が楽しいので、これは絶対買うやつ。日本語版の発売が待ち遠しい☺️ #nicobg22 pic.twitter.com/qRuDr0A3h2— ニコ (@ikoan_kfa) November 5, 2022
先を見通して、何を場から取るかに毎回ドキドキするゲーム。2023年は日本語版がテンデイズゲームズさんから出るはずなので、手に入れてもっと遊びたい!!
8. Quacks & Co.
『Quacks & Co.』
キッズ向けバックビルディングすごろく。
ゴールがわかりやすいし、袋のガチャ引きが楽しくいようで、5歳児は絶叫しながらプレイしてた🤣「8でたあぁぁぁ!!」みたいな感じ。
ほんと買えて良かったし、全ボードゲーマーキッズは遊ぶべきよ✨ガチで良いキッズゲー‼️#nicobg22 pic.twitter.com/oudKEfc7te— ニコ (@ikoan_kfa) November 6, 2022
バックビルディング×すごろく、最高の組み合わせです!
めちゃくちゃ面白いキッズゲームだと思います。ガチャ引きの一喜一憂が良いし、ゴールを目指すだけなので単純明快でわかりやすい。お子さんがいる家庭はみんな買うべきっす!
9. 惑星Xの探索
『惑星Xの探索』
惑星Xを探す推論ゲーム。各エリア毎に1つ設定された星を確定させる。
これめっちゃくちゃ楽しい✨
エリアを絞った質問の答えをアプリからもらいつつ、他の人の明かした情報などからだんだん見えてくる感じが最高😋 難しい裏面モードでも遊びたいいい‼️#nicobg22 pic.twitter.com/VGwE72yusA— ニコ (@ikoan_kfa) December 23, 2022
様々な推論ゲームを今年も遊びましたが、自分の質問に対しての答えのほかに、相手の論文発表などの情報からもヒントが見つかることができて、たまりません。
アプリでのヒント出しも、人による間違いがなくていいですね。パーソナル推論ゲームベスト3に入りなくらい好きです‼️
10. Fit to Print
『Fit to print』
新聞を完成させるタイル配置ゲーム🗞
記事/写真/広告を集める前半と配置する後半に別れていて、後半がリアルタイム(3~5分)⏳目分量でスクラップを集めて、ぴったり配置できると気持ちいい✨(でもめちゃムズ)
広告収入最下位は脱落する無慈悲さも好き🤣 Flatout Gamesの新作#nicobg22 pic.twitter.com/7DqoX8xgu9— ニコ (@ikoan_kfa) December 8, 2022
Kick案件でTabletopiaで遊んだゲーム。2023年、実物で遊ぶのがめちゃくちゃ楽しみです✨ 個別記事「【ゲーム紹介】フィット・トゥ・プリント(Fit to Print)|新聞を作るリアルタイムタイル配置ゲーム!」もご覧ください。
11. Woodcraft
『ウッドクラフト』は、ウッドクラフト職人となって、木を購入・育成▶️木工品を製作▶️お金を獲得▶️雇用などの一連の流れを全7種類のアクションを駆使していくゲーム。
アクション選択のトラックは、不人気なアクションほどより多くの資源などが獲得することができる特徴的なトラックになっていてギミックが面白い。
「木工品の完成」が軸となっていて、ここに向けてダイスをピック▶️カット(数字を分割)なんかを駆使していく戦略組み立てが楽しい。
完成時に獲得できる資源をさらに使って、別の木工品の完成ができた時の気持ちよさが心地よかった☺️
木工品カードの出方によって、展開は変わりそうだしもっと遊びたい&手元に持っておきたいゲームでございます!!
12. ファーストラット
ネズミたちがロケットを飛ばすために材料を集めてゴールを目指すレースゲーム。
ゲームとしては、すごろくが基本となっていて止まるマス同士のシナジーが出て先へうまく進めると非常に楽しい。道中でどの能力を強化するのかの選択肢も多彩。
もっと繰り返し遊びたい!って言っていたのに1度しか遊べてないし、前半だったから記憶がすんごく薄れているんですがめっちゃ面白かった!(ただめちゃ下手くそだった記憶も。)2023年も遊びたいぞ!
13. ヒート
『ヒート』はレーシングカーで、最速を競うカードドリブンのゲーム。
ギアで手札プレイ枚数を決定▶︎カードプレイ▶︎カードの数値合計値分カートが移動▶︎その他処理を繰り返す。
コースのコーナーでのスピードチェックの回避や、ここぞという時にブーストできたりする「Heat」カードが特徴的。
無茶をすると手札を圧迫して、思うようにカートを動かせなくなる仕組みが楽しい✨どこでしゃがんで、どこで抜いていくかの手札プレイングがほんっとうに楽しい😆
このゲームのポテンシャルを最大発揮できるのは、後続プレイヤーに加速補助が入る5〜6人がベストプレイ人数。
少人数プレイだと、スリップストリームが少なくなるので、やや逆転のチャンスが減ってしまう懸念がある。
とはいえ、カーブを無事に減速して曲がれるかのハンドマネジメントや、カードガチャなどドキドキする要素満載だし、マップも4つあるしで長く楽しめそうなので絶対購入したいゲーム✨
[追記:’23/1/5]ホビージャパンから日本語版の1月下旬発売が発表されました🏎【新製品案内2/2】本日1,960年代のレースシーンをカードを用いて熱く再現したレースゲーム『ヒート』の案内を各取引先様に送付いたしました。近日中に各店舗様で受注がはじまると思いますので、よろしくお願いいたします。 #BoardgameJP pic.twitter.com/hdNzs8jdtf
— ホビージャパン・ゲームツィート (@HobbyJAPAN_GAME) January 5, 2023
14. ベアレイド
『ベアレイド』は、株を売買して儲けるゲーム。特徴は空売りをして、お金を得ることができる点。
株価が上がると株数が2倍になり、株価が下がると株券がゴミクズになる。
空売りして資金を得た場合に、空売りした株はゲーム終了時まで通常は残るのですが、株価を下げて破産させることで空売りが無効化できる点が最高。
各プレイヤー毎に上げたいのか下げたいのかの思惑が交錯して独特のプレイ感になるのが好き。
残念な点としては、手番でやることは変化しないのにゲーム時間がやや長めなところ。でも面白いよ✨
15. ギルド・オブ・マーチャント・エクスプローラーズ
『The Guild of Merchant Explorers』は、手番毎に登場するカードの地形にキューブを置いていくゲーム。
同じ地形のエリアを埋め切ると村ができて、次ラウンドに持ち越すことができるのが特徴。これをうまく駆使して、次に目指すエリアの布石をどう組んでいくかの戦略を練るかに悶絶しながら楽しむゲーム。
マップが4種類用意されていますし、カードのめくりによるランダマイザも大きくゲームに影響するので遊ぶ度に大きく異なる展開になり、リプレイアビリティも高そうです。
ケンビルさんから日本語版の発売も発表されているので、2023年に遊ばれることが増えそうな予感です✨
「ニコボドゲーム賞2022」の結果は・・・
「ニコボドゲーム賞」は、毎年大賞部門(〜60分)とエキスパート部門(60分〜)の2部門で勝手に大賞ゲームを選んでいます。今年はキッズ部門も追加して、こちらの3作品に決めました!
- 大賞「ヒート」
- エキスパート賞「ファーストラット」
- キッズ賞「Quack’s & Co.」
おわりに
大賞作のうち3作がレースゲームになってしまったので、かなり偏ってますね。可視化された1トラックでの一進一退はとても好きなようです。2023年はレース系ゲームを追っていく1年になるのかも?
ここまで沢山のゲームが遊べているのは、本当に一緒に遊んでくださる皆様のお陰で、同卓してくださった皆様に本当に感謝しかありません。
積みゲーもまだまだあるので、新作チェックなんかもしつつより充実した2022年にしたいと思います。本年もどうもありがとうございました!!それでは、素敵なボードゲームライフを✨