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【ドイツ年間ゲーム大賞2020】ノミネート作品&推奨作品一覧

5/18に『ドイツ年間ゲーム大賞2020(Spiel des Jahres)』のノミネート作品&推奨作品が発表されました。

『ドイツ年間ゲーム大賞 (Spiel des Jahres)』について

『ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jares)』は、1979年から続くドイツのアナログゲーム賞です。ノミネートから大賞まで、審査員が選定します。非常に歴史が長いこともあり、ボードゲーム界では非常に名誉のある賞です。

ドイツ年間ゲーム大賞ロゴ

受賞したゲームは、ゲームの箱に大賞をとったことを表すポーンマークをつけることができます。

2000年からはキッズゲーム大賞(Kinderspiel des Jahres)、2007年からはエキスパートゲーム大賞(Kennerspiel des Jahres)が加わり、現在は大賞部門を含め合計3部門の発表が行われます。

年間キッズゲーム大賞は6月に。年間ゲーム大賞・年間エキスパート大賞は7月に発表されます。

過去の受賞作
【ドイツ年間ゲーム大賞2019】『ジャストワン』が大賞、『ウイングスパン』がエキスパート大賞を受賞!

ドイツ年間ゲーム大賞2020 ノミネート作品

パッケージタイトル日本語版発売
マイ・シティ(My City)マイ・シティ
(My City)
アークライト
ノヴァルナ(Nova Luna)ノヴァルナ
(Nova Luna)
ホビージャパン
(発売中)
ピクチャーズ(Pictures)ピクチャーズ
(Pictures)
ホビージャパン

マイ・シティ (My City)

パッケージ:マイシティ(My City)
デザイナーライナー・クニツィア (Reiner Knizia)
出版社KOSMOS
年齢10歳~
人数2~4人
時間30分

一斉公開されたカードのタイルをゲームボードに配置して街を作るタイル配置ゲームです。

ゲームは全8章24のエピソードで構成されたレガシーゲームとなっており、ゲームボードやタイルにシールを貼ることでエピソード毎にゲームルールが変化していくのが特徴です。

ゲームデザイナーはライナー・クニツィア氏。2019年の『ラマ』に続いて2年連続のノミネート入りとなります。

国内では、アークライトより「マイ・シティ 完全日本語版」としてアークライト社から発売されました。

ノヴァルナ(Nova Luna)

デザイナーウヴェ・ローゼンベルク
コルネ・ファン・モーセル
出版社Edition Spielwiese
Pegasus Spiele
年齢8歳~
人数1~4人
時間30分

『ノヴァルナ』は、円状に配置されたタイルを獲得し、自分の場に並べて各タイルがもつ得点条件を達成して高得点を目指すタイル配置ゲームです。

ローゼンベルク作の『パッチワーク』のタイル選択のメカニズムと、モーセル作の『Habitats/ハビタッツ』のタイル配置によるタスク達成のメカニズムが絶妙に融合した作品になっています。

国内では、ホビージャパンより「ノヴァルナ 日本語版」が発売されています。

ピクチャーズ (Pictures)

パッケージ|ピクチャーズ
デザイナーChristian Stöhr
Daniela Stöhr
出版社PD-Verlag
年齢8歳~
人数3~5人
時間20~30分

『ピクチャーズ』は、5種類の個性的なコンポーネントを使って場に並んだ写真を再現するコミュニケーション系ゲームです。

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コンポーネントは、「棒と石」「紐」「木製キューブ」など様々で各プレイヤーの表現力が試されます。場に並んだ16枚の写真のうちどれを表しているのかを他プレイヤーに伝えてより多くの得点を獲得することを目指します。

国内では、ホビージャパンより「ピクチャーズ 日本語版」が発売されました。

詳細については、個別記事「【ゲーム紹介】ピクチャーズ (PICTURES)」をご覧ください。

ドイツ年間ゲーム大賞2020 推奨作品

ニコ

今回、「リトルタウンビルダーズ」が年間ゲーム大賞ノミネート入りしており、日本人デザイナーとしては2018年の「タイムボム」以来の快挙です!!

ドイツ年間エキスパートゲーム大賞2020 ノミネート作

パッケージタイトル日本語版発売
カートグラファー もう一つのロールプレイヤー物語カートグラファー もう一つのロールプレイヤー物語
(Kartograph)
アークライト
ザ・クルー:第九惑星の探索ザ・クルー:第九惑星の探索
(Die Crew)
ジーピー
キングスジレンマ(King's Dilllemma)キングスジレンマ
(King’s Dilllemma)
ホビージャパン

カートグラファー もう一つのロールプレイヤー物語

Kartograph

デザイナーJordy Adan
出版社Pegasus Spiele
年齢10歳~
人数1~8人
時間30~45分

「Kartograph」では、プレイヤーは王室の地図製作者として未開の土地を探索します。

ダイスキャラクターメイキングメイクゲーム「ロールプレイヤー」の世界観をベースとしており、紙にテトリスブロックのような形をした図形を記載して女王の意図に沿った地図を完成させることを目指す紙ペンゲームとなっています。

日本語版が、アークライトから発売することが発表されています。

ザ・クルー:第九惑星の探索 (Die Crew)

ザ・クルー:第九惑星の探索 (Die Crew)

デザイナーThomas Sing
出版社KOSMOS
年齢10歳~
人数3~5人
時間20分~

プレイヤーは、宇宙船の乗組員の一部として太陽系の端にある第9惑星を目指します。宇宙旅行中、様々な問題に遭遇しそれらを解決していきます。

ゲームには50のミッションが用意されており、トリックテイキングゲームを行ってミッション通りにトリックを取ることでミッションを達成する協力ゲームとなっています。

国内では、ジーピーより「ザ・クルー:第九惑星の探索 日本語版」が発売されることが予定されています。

詳細については、個別記事「【ゲーム紹介】ザ・クルー:第九惑星の探索 (The Crew)」をご覧ください。

キングスジレンマ(King’s Dilllemma)

キングスジレンマ(King's Dilllemma)

デザイナーLorenzo Silva
Hjalmar Hach
出版社Horrible Guild
Heidelbär Games
年齢14歳~
人数4~5人
時間60分~

「キングスジレンマ(King’s Dilllemma)」は、アンキスト王国を率いる名家となって評議会を動かして様々な問題を解決するレガシーゲームです。

いくつかの分岐を持ったストーリーを進めていき、イベントカードのデッキを変化させていくことが特徴。山札からカードをめくってゲームストーリーを進める。そのカードには評議会が解決しなければいけない問題が書かれているので、評議会で議論をして国の行く末を決めていくレガシータイプのストーリーテリングゲームだそうです。

国内では、ホビージャパンから「キングスジレンマ」日本語版が発売されました。

ドイツ年間エキスパートゲーム大賞2020 推奨作品

ドイツ年間キッズゲーム大賞2020 ノミネート作

  • Photo Fish
  • Speedy Roll
  • We are the robots

ドイツ年間キッズゲーム大賞2020 推奨作品

  • Go Slow!
  • Zoo Rum
  • Magic School
  • Puzzle Memo
  • Hans in hapiness
  • スライドクエスト (Slide Quest)
  • ゾンビキッズ:エボリューション (Zombie Kids: Evolution)


参考
Spiel des Jahres 2020 NominiertenSpiel des Jahres

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