2019年7月上旬のボードゲームニュースをご紹介します!
【国内ニュース】
TOKYOU MXにて「ボドゲであそぼ 2ターンめ!」の放送開始!
7/3からTOKYOU MXにて「ボドゲであそぼ 2ターンめ!」の放送が開始されました。
「ボドゲであそぼ」は、人気声優の岡本信彦氏と堀江瞬氏が毎回様々なゲストを迎えボードゲームを遊ぶ番組で、2018年の放送に続いての第二期になっています。
「ボドゲであそぼ 2ターンめ!」
TOKYO MXにて7月3日22:30より毎週水曜放送dアニメストア、GYAO!での配信も決定!!
【岡本信彦・堀江瞬出演】ボドゲであそぼ2ターンめ! 番組CM https://t.co/yFj7HqCNgU
— ボドゲであそぼ@7月から2ターンめ! (@bodoaso) May 29, 2019
第一回では『京都ダンガン』、第二回では『ボブジテン』、第三回では『ラブレター』が登場!
第二期でもオリジナルボードゲームの制作を行っており、「ラブレター」作者のカナイセイジ氏が参加しています。
ということで、人気番組『ボドあそ』2ターンめのオリジナルゲーム作成に協力させていただきました。果たしてどのようなゲームとなっていくのか、お楽しみに!
— カナイ セイジ (@KanaiSeiji) July 10, 2019
ふるよに秋葉原に広告を展開!
『桜降る代に決闘を 電子版』の広告が秋葉原のトレーダー3号店ビルに掲載されました。
『桜降る代に決闘を 電子版』秋葉原のトレーダー3号店ビルにて本日よりドドンと壁面広告を出させて頂きました! 秋葉原にお立ち寄りの際に是非ご覧ください。…画像ご覧になってお気づきになると思いますが、ウツロ・ホノカは「水瀬いのり」様に演じて頂きます! こちらも大公開です!#ふるよに pic.twitter.com/ptyvIl3BZn
— ふるよにデジタルゲーム版公式 (@furuyoni_digi) July 1, 2019
デジタルゲーム版は、2019年夏のリリース予定になっているとのこと。
アニメ版『放課後さいころ倶楽部』10月放送決定!
ゲッサンで連載中のボードゲーム漫画『放課後さいころ倶楽部』のTVアニメの放送が2019年10月になることが発表されました。
【🎉TVアニメ放送時期発表🎉】
『放課後さいころ倶楽部』
2019年 10月 放送開始‼️🎲アニメではどんなボードゲームと出会えるのでしょう?♟今秋の放送、楽しみに待っていてください♩
公式サイト:https://t.co/rYl4CiRlA7
特報PV:https://t.co/5JrxLlfifd
ハッシュタグ: #さいころくらぶ pic.twitter.com/QEgMzNGiBj— 『放課後さいころ倶楽部』10月放送開始🎲 (@saikoro_club) July 12, 2019
最新の特報PVでは、『ごきぶりポーカー』や『インカの黄金』が遊ばれている様子が映っています。
ニコ
ワードゲームのビッグイベントWWF、10/6開催決定!
World Wordgame Festival 実行委員会は、2019年10月6日にワードゲームのビッグイベント「WWGF」を開催することを発表しました。
WWGFは、World Word Game Festivalの略称でワードゲームに関するイベントであることが発表されています。
ワードゲームのビッグイベント
開催決定!
2019.10.06(日)@町田パリオその名も…
\WWF/
W:ワールド
W:ワードゲーム
F:フェスティバル出展ブース・サークル詳細は
本アカウントにて
順次告知いたします。ボードゲーマーのみなさま
フォロー&RTのご協力お願いいたします! pic.twitter.com/hw0Q0Mj568— World Word Game Festival 実行委員会 (@W_W_G_F) July 8, 2019
会場は、町田駅(東京都)から徒歩数分の位置にあるイベントスペース「町田パリオ」で開催されます。
現在発表されている内容によると、出展ブース数は50で会場内でゲームの購入などもできるとのこと。
第一弾の出展アーティスト
出展者情報の第一弾も発表されており、国内の有名ワードゲームクリエイター達が集っています。
WWGF出展アーティスト
\第一段発表/今秋開催、豪華出展陣による
ワードゲームの一大イベントを
お見逃しなく!@mogwai_spiele@Tukapon00@KABU_KEN65@Todonotsumarism@macogame@shoshirasaka@pigphone_game@rigoler_@Fukuroudou_8@TANSANFABRIK@shinojo_news@ichinenjumirai pic.twitter.com/QOd6XEBJ9T— World Word Game Festival 実行委員会 (@W_W_G_F) July 14, 2019
続報については、公式アカウントに注目っす!
イベント詳細
イベント名 | WWF |
---|---|
開催日 | 2019年10月6日 |
開催時間 | 11:11〜17:17 |
会場 | 町田パリオ |
入場料 | 500円 |
出展ブース | 50ブース |
URL | https://twitter.com/World_Word_Fes |
静岡ボードゲームマーケット12/7開催決定!
7/12に「静岡ボードゲームマーケット」の開催が発表された。(※イベント名称は今後変更の可能性あり)
静岡アナログゲームマーケット公式アカウントです。
静岡アナログゲームマーケットは、2,019年12月7日(土)に、藤枝市文化センター大ホールにて開催を予定しております。
自作のボードゲーム、TRPG、ゲームサプライなどの展示即売、フリーマーケットなどを行う、40ブース規模のイベントです。
— 静岡アナログゲームマーケット (@shizuoka_agm) July 12, 2019
イベント詳細
イベント名 | 静岡ボードゲームマーケット |
---|---|
開催日 | 2019年12月7日 |
会場 | 藤枝市文化センター大ホール |
出展ブース | 40ブース |
自作のボードゲーム、TRPG、 ゲームサプライなどの展示即売、フリーマーケットなど | |
URL | https://twitter.com/World_Word_Fes |
今後のスケジュール
- 2019年8月中:特設サイトにて概要を掲載、出展ブースの募集を開始
- 2019年10月初旬:を目処に、出展ブースの発表、ブース紹介の掲載
- 2019年12月7日:イベント開催
「CEDEC2019」でアナログゲームセッション『アナログゲームの制作に見る、ゲームの面白さとは』開催決定!
(引用:CEDEC2019)
ゲーム開発者向けイベント「CEDEC2019」のセッションにて、『街コロ』作者の菅沼正夫氏・『横濱紳商伝』作者の林尚志氏・『ラブレター』作者のカナイセイジ氏の3名が登壇し『アナログゲームの制作に見る、ゲームの面白さとは』という内容で講演することが発表されました。
公式サイトで発表されている内容は以下の通りとなっており、アナログゲームの面白さの創出手法やアナログゲームの世界の現状について対話するとのこと。
- 各位のヒット作と、その特徴、ヒットへの経緯
- アナログゲームの面白さとは何か
- 面白さをどう創出するのか
- デジタルゲームとの違い、メリットとデメリット
- アナログゲームの現状と、世界と日本での差異
など
講演形式 | レギュラーセッション |
---|---|
講演時間 | 09月04日(水) 16:30 〜 17:30 |
資料公開 | 予定あり |
受講スキル | 多少のアナログゲーム(ボードゲーム・カードゲーム)体験があることが望ましいです。 |
得られる知見 | アナログゲーム制作における「面白さ」の追求について、その手法。日本、世界におけるアナログゲームの現状と、今後の見通しについて。 |
参考
アナログゲームの制作に見る、ゲームの面白さとはCEDEC2019
2つのボードゲームが付録の『歴史群像』8月号発売!
7/5に歴史雑誌「歴史群像」8月号が発売されました。別冊付録として本格ボードゲーム「第二段作戦 日米空母決戦1942」と「マレー沖海戦1941」がついてきます。
歴史群像8月号は本日発売です。
今回は1年ぶりに、別冊付録オリジナルボードゲームが付きます! 本誌記事も充実の内容です。
詳細は下記ホームページをご覧ください。よろしくお願いします。https://t.co/16t3CsmJI2 pic.twitter.com/AOjyR1SEHY— 歴史群像 (@Rekigun) July 5, 2019
内容は戦争や軍事作戦を盤上に再現して戦う、「ボード・ウォーゲーム」で、太平洋戦争において史実とは違った作戦を選択して楽しむことができる。それぞれ、2人用ゲームと1人用ゲームとなっています。
【海外ニュース】
「ミープルチョイス賞2018」大賞3作品が決定!
ミープルチョイス賞2018の結果が発表され、大賞に『クアックサルバー』が選ばれました。
「ミープルチョイス賞(Meeples Choice Award)」は、ボードゲーム・カードゲームの賞の1つで、インターネット上の団体「シュピールフリークス(Spielfrieks)」の人気投票によって決まります。その人気投票の上位3ゲームを「ミープルチョイス賞」のゲームとしています。
今年選ばれた3作品は以下の通り。
1位 クアックサルバー
- プレイ人数
- 2~4人
- プレイ時間
- 45分
- 対象年齢
- 10歳以上
- メーカー
- アークライト
魔法の秘薬を完成させるため、材料を集めていくバッグビルディングゲームです。ドイツ年間ゲーム大賞2018のエキスパート部門大賞作でもあります。
2位 テオティワカン:シティ・オブ・ゴッズ
- プレイ人数
- 1~10人
- プレイ時間
- 10〜20分
- 対象年齢
- 8歳以上
- メーカー
- AiharaWorks
- 価格(税別)
- 2,389円
メキシコに実在するピラミッド『テオティワカン』がテーマのゲーマーズゲーム。
3位 Brass: Birmingham
- プレイ人数
- 2~4人
- プレイ時間
- 60〜90分
- 対象年齢
- 14歳以上
- メーカー
- Roxley<
産業革命の1770~1870年がテーマ。Martin Wallaceが2007年に発売した『ブラス』のリメイク作。
参考
2018 Meeples Choice Award WinnersThe Opinionated Gamers
「GRAF LUDO 2019」ノミネート作品発表!
優れたアートのゲームに送られるゲーム賞『Graf Ludo 2019』のノミネート作品が発表されました。
Most beautiful family game artwork
- グラフィック
- Xavier Gueniffey “Naïade” Durin
- デザイン
- Frank Meyer
- メーカー
- Asmodee
- グラフィック
- Martin Czapka
- メーカー
- Vienna Spielkartenfabrik, PIATNIK
- グラフィック
- Dennis Lohausen
- デザイン
- Wolfgang Warsch
- メーカー
- Schmidt Spiele
- グラフィック
- Jesse Riggle
- デザイン
- Jason Harner, Matthew Ransom
- メーカー
- Asmodee
- グラフィック
- Mihajlo Dimitrievski
- デザイン
- Scott Almes
- メーカー
- Game Factory
Most beautiful play graphic
- グラフィック
- Éric Azagury
- デザイン
- Alain Rivollet, Gaëtan Beaujannot
- メーカー
- Asmodee
- グラフィック
- Anna Llenas
- デザイン
- Josep M. Allué, Dani Gómez
- メーカー
- Hutter
- グラフィック
- Apolline Etienne
- デザイン
- Sara Zarian
- メーカー
- Huch / LOKI
- グラフィック
- Claudia Stöckl
- デザイン
- Claudia Stöckl
- メーカー
- Logofrosch
- グラフィック
- Antje Damm
- デザイン
- Antje Damm & Metermorphosen
- メーカー
- Metermorphosen
- グラフィック
- Gabriela Silveira
- デザイン
- Jürgen Adams
- メーカー
- Zoch
『Century Golem – Eastern Mountains』発売決定!
Plan B Gamesは、『センチュリー』シリーズのテーマ違い版『センチュリー:ゴーレム』の続編『Century Golem – Eastern Mountains』を発売することを発表しました。
『Century Golem – Eastern Mountains』のゲームルールは『センチュリー:イースタンワンダーズ』と同じものになっています。
『センチュリー』シリーズは、3部作のゲームシリーズで今年最終作が発売することが発表されています。『センチュリー ゴーレム』シリーズは、3部作にはならず一作のみの限定版であることが発表されていましたが、今回第二弾も発売するということになっています。
現在、公式サイトではPre-orderを受け付けています。
参考
Pre-Order Bundle for Century Golem – Eastern MountainsPlan B Games
ヴィンセント・デュトレイ氏起用の新版『エルドラド』発表!
ゲームデザイナーのライナー・クニツィア氏がTwitterを更新し、『エルドラド』の新版のアートを公開しました。
THE QUEST FOR EL DORADO – I am proud to announce our upcoming international edition with all new graphics by Vincent Dutrait. Available in many countries and languages later this year… Large format cards… Many expansions waiting… pic.twitter.com/4a0JcYknDq
— Reiner Knizia (@ReinerKnizia) July 8, 2019
新版では、「メディチ」などでも起用しているヴィンセント・デュトレイ氏によるもの。
『エルドラド』は2017年に発売されてたデッキ構築型のレースゲームで、Ravensburger社から発売されています。すでに拡張なども発売されており、それらとの関係性がどのようになるのか気になるところです。
『サントリーニ』 スマートフォン向けアプリ配信開始!
サントリーニ島に建物を建てていくアブストラクトゲーム『サントリーニ』のアプリ版の配信が開始されました。
プレイヤーは、自分の駒を動かして周囲のますに建物を建てていきます。最終的に最上階に登ったプレイヤーがゲームに勝利します。
CPUとの対戦機能があり、一人でも遊ぶことができます。更に使用することのできる神は全34種類が用意されています。現時点で、残念ながら日本語は対応していません。
Nintendo Switch版『八分帝国』8月27日配信開始!
Acram Digital社は『八分帝国』をNintendo Switchにて配信することを発表しました。リリース日は2019年8月27日を予定しています。
Eight-Minute Empire soon to be released on Nintendo Switch! https://t.co/DQucI9AESB
This fast-paced adaptation of area control game by Ryan Laukat is on its way to the hottest handheld platform.#8me #NintendoSwitch #DigitalBoardGames #tabletop #boardgames pic.twitter.com/z8E4aOTgcM
— acramdigital (@acramdigital) July 11, 2019
『八分帝国』は、1人あたり8分で遊べることがコンセプトの陣取りゲーム。
手番では、並んだ6枚のカードのうち1枚を選んでアクションを行います。それによって自分の陣地を拡大していきます。
ゲーム終了時、使用したカードの集め方によって得点が入ります。
イスタンブールに続いて2作目のNintendo Switchでの配信となります。
【おわりに】
今週は、7月上旬のニュースをお伝えしました。今回は新しいイベントの発表が目白押しでした。来週は、ドイツ年間ゲーム大賞2019の結果も発表されます。どのゲームが大賞に選ばれるのか楽しみな限りです!